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M-1グランプリ2017を振り返る その2  ~ 私の予想の反省と進行への提案 ~  [ヨモヤ]

2016でいい線行ったことに図に乗って、私は今年のM-1も予想してしまった。
もちろん外れるとわかっていたが、自らの選球眼を信じたい思いもあった。
私の印は、
◎ジャルジャル
〇ランジャタイ
▲和牛
△三四郎

「え、ランジャタイって誰?」
ご存じないのもごもっとも。
敗者復活戦で20組中20位になったコンビである。
それに〇を付けてしまった・・・。
事前に敗者復活戦に出る組をYouTubeでチェックしたのに。
しかし、ネタは確かに寒く、あれでは仕方がない。
三四郎はいつもの三四郎ではあったが、勝ち抜いたスーパーマラドーナとは格段の差があった。

私が印を回した4組中、最終決戦に進出したのは大本命の和牛だけ。
これでは、予想は惨敗と言われても仕方がない。
◎のジャルジャルは、完璧に期待に応えてくれたが、展開に恵まれなかった。

さて、今回の放送では、「笑神籤(えみくじ)」という新しいシステムが導入された。
これまでは事前の抽選でネタ順が発表され、敗者復活組は最終順という流れだったが、これを大幅に改め、ネタの直前にクジを引き、次の芸人が決まることとなった。
これによって
・敗者復活組が断然有利になる仕組みが訂正され、
・緊張感とライブ感がみなぎる放送になった。
というメリットが生まれた。
一方で、
・進行がとっちらかった感じになり集中できなかった
・芸人としてはネタをやる環境としてありがたい仕組みではない
デメリットもあった。

私としては、公平性やハプニングよりも、いいネタをしっかり見たいという思いが強いので、その都度順番を決める今回の仕組みには反対である。
敗者復活組が有利になるのが嫌なら、単純に最初にやらせればいい。

また、トップバッターが絶対的に不利、という状況も改めたい。
かつてのTHE MANZAIのように、3つか4つのグループに分けて、そこから一組を選ぶというのも一案であるが、審査が途中で入るため流れが切れるのが難点である。
そこで私は、上位の3組に加えて、投票でもう一組を加えられるようにしてはどうかと提案したい。
つまり、4位以降のコンビから、最終決戦に進ませるもう一組を改めて投票するのである。
点数とは関係なしに。
これならば、最初にネタをやったために不当に点数が低くなっている組を拾うこともできるだろう。

などといろいろ考えさせられる熱さがM-1にはある。
最高の夜とはならなかったが、熱さに満ちていたことは間違いない。
早くも来年が楽しみだ。

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