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細田監督の真価が問われる「未来のミライ」  ~ 「君の名は。」の後だけになおさら ~ [ヨモヤ]

今や日本を代表するヒットメーカーである細田監督の最新作が、2018年7月公開となることが発表された。
タイトルは「未来のミライ」。
なんでも、4歳の男の子を主人公に、未来からやってきた妹「ミライちゃん」とふしぎな冒険が繰り広げられるのだそうだ。

細田監督の作品は、「時をかける少女」から数えると、これが5作目。
「サマーウォーズ」「おおかみこどもの雨と雪」「バケモノの子」に続く映画となる。
振り返れば「時をかける少女」は最高だった。
年甲斐もなく胸がきゅんとした。
何度観たかわからない。
「サマーウォーズ」は想像を超えた傑作だった。
本当に素晴らしかった。
何度観たかわからない。
「おおかみこどもの雨と雪」は、前2作と比べると落ちる感じはしたが、子離れする親の姿に胸が締め付けられた。
繰り返しは観なかった。
「バケモノの子」は、大ヒットはしたが、私にはピンと来なかった。
2回観ようとは思えなかった。

細田監督の作品の場合、まあまあ、という感想を持つことはない。
期待が高まりに高まるだけに、すごい作品でないとがっかりしてしまう。

バケモノはピンと来なかったが、宮崎駿監督の後を追うのは細田監督以外にはないと思っていた。
「君の名は。」を観る前は。

現段階で、最も新作が待たれているアニメ監督は、新海誠さんだろう。
細田監督がその状況をひっくり返せるかどうかは、新作にかかっている。
細田監督と新海監督が、競い合って傑作を発表してくださるようになったら、日本のアニメの黄金時代がやってくる。
そんな時代が来るのかどうか、真価が問われる最新作である。

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