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「足の裏の米粒」という自虐と誇り  ~ それでも明日を見る中小企業診断士 ~ [お役所内診断士]

日経ビジネスオンラインに
「『足の裏の米粒』と揶揄される国家資格とは」
と題した記事が掲載されていた。
足の裏の米粒、とは、
「取らなければ気持ち悪い、取りたくて仕方がない、
しかし、取っても食べられない」
という意味である。
そして、これにズバリとはまるのが中小企業診断士だというのである。

私も中小企業診断士のはしくれだが、これで食えているかというと全くそんなことはない。
役所内の診断士として、息をひそめている。
ではなぜこの資格を取ったのか。
単純に、「面白そうだったから」ということに尽きる。
それに、経済や経営について勉強していくうえで、目標になるものがほしかった。
そして、自分の言葉や考えに説得力を持たせる何かがほしくもあった。

勉強は、それなりに大変で、やめてしまいたくなるときもあった。
しかしまあ、乗りかかった舟だからやり遂げようと思った。

日経ビジネスの記事では、現役の診断士が、赤裸々な話をしている。
苦労して取った資格の割にはあまり報われていないこと、
しかし、なんとかこの資格を活かしていきたいと思っていること、などが語られている。
自虐的なニュアンスもあるが、それでもこの資格を武器に、明日を見つめている気持ちも伝わってくる。
中小企業診断士の資格を取ったことで、世界が変わったわけではないが、いつかこちらから世界を変えていこうという意気込みもうかがえる。
初心忘るべからず。
同じ診断士として見習いたい。

日経ビジネスオンラインの記事はこちら
http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/interview/15/238739/121200274/

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