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ここまで騰がるとさすがに異様なアメリカ株 ~2年で6割以上上げるって…~ [経済を眺める楽しみ]

16日の米株式相場は3日続伸。
ダウ工業株30種平均は、史上初めて26,000ドルを上回った。

アメリカ経済は好調、
ヨーロッパも好調、
新興国に当面の不安はなく、
企業業績も軒並み最高。
さらに減税による効果も見込まれるとあって、アメリカ株は天井知らずの状態になっている。

日本と違って、「株は騰がるもの」というのがアメリカの常識だし、人口も含めて現在も成長中の国だから、株が騰がるのは驚くことではない。
しかし、ここまでの上昇ぶりは、さすがに異様と言わざるを得ない。

トランプ大統領が就任した2017年1月の段階で、ダウは約20,000ドルだった。
それからわずか1年で3割上昇したことになる。
2016年の1月時点では16,000ドルくらいだったから、そこから比べると10,000ドル、率にして60%以上上げている。
アメリカ経済が好調といっても、GDPの成長率にするとせいぜい3%くらいだから、それと比較してもスピード違反がはなはだしい。

多くの人が、今年のアメリカ経済について強気で見ており、各種指標を見ても実際に経済は順調に拡大しているようだ。
それにしても、である。
株価の上げ方は、実体経済を上回り過ぎている。
ここまで上げると、これは要注意である気もして来た。
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