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私たちは「井上を見た」と自慢できる選ばれた世代 [ヨモヤ]

日本ボクシング史上最強の選手は誰だ?という話題になると、ファイティング原田さんの名前が上がることが多い。
「黄金のバンタム」と呼ばれたエデル・ジョフレを破った選手であり、ボクシングの殿堂入りしている。

具志堅用高さんの名前を挙げる人も多い。
13回連続防衛の記録を持っており、「100年に一人の天才」と言われていた。

現役王者のまま事故死してしまった「永遠のチャンプ」こと、大場正夫さんのファイトを高く評価する人もいる。
どの試合も、すごい熱量だったらしい。

私は、具志堅さんは見ていたが、原田さん、大場さんはリアルタイムでは見ていない。
オールドファンに、「原田を見た」「大場を見た」と言われると、無性にうらやましい。

近年では、西岡、長谷川、山中、内山、井岡など名王者が出たが、史上最強とまで呼ばれるインパクトがあるかというと、そこまでではない気がする。

しかし、私たちの世代には、井上尚弥がいる。
その強さは、まさに破格である。
日本人歴代最速となる16戦目での世界3階級制覇という記録もすごいが、試合のインパクトも半端ではない。
常に高みを求めて戦う姿勢も、今の時代にふさわしい。

井上尚弥は、20年後「俺は、井上を見た」と自慢できる存在である。
「野茂を見た」「イチローを見た」「武豊を見た」「羽生を見た」「内村を見た」・・・・
と同じようなニュアンスで。
日本の怪物から、世界のスーパースターへ。
井上は、猛烈なスピードで駆け上がっている。

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