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大統領候補争いからほの見えるアメリカの人材不足 [ヨモヤ]

認めたくない人も大勢いるだろうが、
現実的に、アメリカのリーダーが世界のリーダーである。
だからこそ、アメリカの大統領はその一挙手一投足に注目が集まるのだし、
人類の代表にふさわしい人が選ばれることが期待される。

しかし、ここのところの大統領選挙を見ていると、
「アメリカ、大丈夫か?」
と思ってしまうような状況が続いている。

結果として誰が選ばれようと、それはアメリカ国民の民意だからこちらがとやかく言う筋合いではないが、
選挙戦に出て来るメンバー自体に魅力が感じられない。
トランプ大統領が選ばれたことが悪夢のようにとらえられているが、
では誰ならよかったかというと、パッと浮かぶ姿があるわけでもない。
次期大統領選挙を来年に控えた今になっても、
新たなヒーローの姿は見えてこない。

ここで、自らのことを「民主的社会主義者」と呼び、2016年に「バーニー旋風」を起こしたバーニー・サンダース上院議員が大統領選の民主党候補者指名争いに向けて、立候補することを表明された。
サンダース氏は、トランプ大統領のことを「病的なウソつき」「人種差別主義者」「性差別主義者」などと徹底的に批判しており、若者からの人気も高い。
現段階では、民主党の最有力候補とも言われる。

サンダース氏に対してとやかく言うつもりは毛頭ないが、
4年前にも見た顔であり、
現在77歳という高齢でもある。
寿命も延びており、かつての80歳とは違うが、それにしても元気のいい候補は出てこないものなのだろうか。

日本では、何かというとアメリカ式の教育が称えられる。
自主自立の精神が養われ、自らディベートをして状況を切り拓いていく若者を育てている、
などと言われる。
しかし、アメリカのトップに立とうという人材が枯渇しているようでは、とても教育が機能しているとは思えない。
ビジネスはなんとか回っているようでも。

もちろん、日本が人の国のことを言えた立場ではない。
それはよくわかったうえで、それにしても、と思うのである。

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