SSブログ

連載を持つ苦しみと喜び  ~ 「地方財務」に続いて「日経グローカル」でも始まりました ~ [ヨモヤ]

私ごとで恐縮だが、主に自治体職員向けの雑誌に連載させていただいている。
一つは、
「月刊 地方財務」(ぎょうせい)であり、
「本から学ぶ 財政課心得帖」
と題して、毎月1冊、財政課職員の業務に役立つと思う本を紹介している。
かれこれ半年ほど続けさせていただいていて、
小倉昌男さんの「経営学」や行動経済学の本から
NON STYLEの井上さんの「「スーパーポジティブシンキング」まで、
幅広く紹介させていただいている。

もう一つは、この4月からスタートした
「日経グローカル」(日本経済新聞社)であり、
「現場から見た地方行財政」
と題して、私が「あれっ?」と思うことについて書いていくつもりである。
第1回は「地方交付税にまつわる勘違い」について取り上げさせていただいた。
「行革で頑張っても、その分交付税を減らされる」
などのありがちな勘違いについて書かせていただいた。

さて、連載と聞いて私が思いつくのは、漫画の連載である。
いろいろな漫画家さんが、連載の苦しみを描いておられる。
描けなくて七転八倒苦しんでいても、締め切りは来る。
まさに命を削るような作業をされている方もおられるだろう。
実際に命をすり減らされた方も何人もおられると聞く。

私は、その境地までには至らないが、それでも連載を持つことはそれなりの精神的な負荷になる。
自分が書くにふさわしいネタを探さなければならない、
依頼してくださった方の期待に応えるような質を保ち続けなければならない、
お読みいただく方に少しでもお役に立ちたい、
そしてもちろん締め切りを守らなければならない。

ものを書くのが好きなので、連載させていただいていることは本当に幸せなことである。
ありがたく思う。
その幸せを感じ続けるためには、苦しみがあるのも当然である。
おこがましいが、ちょっとだけ漫画家さんの苦悩もわかるようになった気がしている。

nice!(3)  コメント(0) 
共通テーマ:仕事

nice! 3

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。