映画評 「冴えない彼女の育てかた Fine」 [映画評]
アニメ「「冴えない彼女の育てかた」は、「さえないヒロインのそだてかた」と読む。
しかし、略すと、「冴えカノ」。
「さえヒロ」ではない。
私はこの作品のことを何もしらない。
そのまま、予備情報を仕入れず映画館に行った。
設定もストーリーも登場人物も、全く白紙だった。
ネットの映画評の点数は高かったが、
「テレビシリーズを見ていないと無理」
「ファンのための映画」
との意見も散見された。
にもかかわらず、勇を奮って観に行った。
Fineと銘打たれた映画に、素手で。
すると、これが案外イケていた。
登場人物の背景やこれまでのエピソードなど、
なんにも知らないのでズルズル引きずり込まれることはないものの、
初見は初見として楽しめた。
女の子がわんさと出てくるお話で、
ほとんどすべての登場人物が現実離れした言動を繰り返す。
しかも、どうやら主人公の男の子が好意を持たれているようだ。
なんのこっちゃ、
とは思うが、映画の中のセリフにあるとおり、妄想と受け取ればいい。
意外だったのは、モノづくりにかける思いが熱く描かれていたこと。
みんな突飛なキャラクターなのだが、
なにかを作ることについては妥協しない。
そこは清々しかった。
また、女の子が踏ん切りをつけるシーンもキュンときた。
「オイオイ、一見さんが何を語っちゃてんだい」
と言われそうなので、この辺で止めておく。
なにしろ楽しめた。
きちんと完結になっていたところも気持ちが良かった。
しかし、略すと、「冴えカノ」。
「さえヒロ」ではない。
私はこの作品のことを何もしらない。
そのまま、予備情報を仕入れず映画館に行った。
設定もストーリーも登場人物も、全く白紙だった。
ネットの映画評の点数は高かったが、
「テレビシリーズを見ていないと無理」
「ファンのための映画」
との意見も散見された。
にもかかわらず、勇を奮って観に行った。
Fineと銘打たれた映画に、素手で。
すると、これが案外イケていた。
登場人物の背景やこれまでのエピソードなど、
なんにも知らないのでズルズル引きずり込まれることはないものの、
初見は初見として楽しめた。
女の子がわんさと出てくるお話で、
ほとんどすべての登場人物が現実離れした言動を繰り返す。
しかも、どうやら主人公の男の子が好意を持たれているようだ。
なんのこっちゃ、
とは思うが、映画の中のセリフにあるとおり、妄想と受け取ればいい。
意外だったのは、モノづくりにかける思いが熱く描かれていたこと。
みんな突飛なキャラクターなのだが、
なにかを作ることについては妥協しない。
そこは清々しかった。
また、女の子が踏ん切りをつけるシーンもキュンときた。
「オイオイ、一見さんが何を語っちゃてんだい」
と言われそうなので、この辺で止めておく。
なにしろ楽しめた。
きちんと完結になっていたところも気持ちが良かった。
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