SSブログ

なんのために、今、UFO? [ヨモヤ]

1970年代、オカルトブームというものがあった。
ネッシーやツチノコといったUMA(未確認動物)、
ユリ・ゲラーや関口少年などの超能力、
心霊写真や口裂け女などのホラー、
そして、未確認飛行物体UFO。
私は、この手の話が好きで、矢追純一さんがディレクターを務めた「木曜スペシャル」を、
わくわくしながら見ていた。

こうした番組はいわゆるキワモノで、
いい大人が真面目に受け取るものではないとされてきた。
んなものがあるわけない、というのが多数の意見だったと思う。

地球外生命体については、
その存在を一から十まで否定する人は多くないと思うが、
地球のそばにいることや同時代に存在していることには懐疑的な見方をする人が一般的だろう。
UFOについても、
知的生命体が存在するとしても、はるばる地球に来るとは思えないし、
来ているのだとしたら、何しに来ているのか意味がわからない、
だからいるわけない、
というのが大人の受け止め方だったと思う。

コロナで世界が騒然とするなか、
アメリカ国防総省が未確認飛行物体の映像を公開した。
UFOと断じているわけではないが、
正式に未確認と認定した意味は小さくない。

UFOに関しては、世界中でいろいろな写真や動画が撮られてきたが、
今までどおり黙殺しておけば済んだ話であろう。
なぜ、ここで公開したのだろう。

国防総省は、映像を公開した理由について、
「出回っている映像が本物かどうかや、ほかに何か隠しているのではないか、という人々の誤解を解くためだ」
と語っているという。
これまでにもさんざん隠しているのではないか、と言われてきたにも関わらず無視してきたのに、
ここに来て急に方向転換する意味が分からない。

勘ぐる気になれば、というか、
ちょっと考えると、
次の重大な発表の前振りなのかと思えてくる。
次の発表、例えば宇宙人の存在を認めるための助走なのかしらなど。

ネットにへばりついている人たちに、コロナ以外の話題を提供した、
との読みもあるらしい。
うがちすぎであると思うが、「なぜ今なのか」という理由がうまく説明できないから、
そうした意見が出てくるのも自然である。

かつてのオカルトファンとしては、UFOの話題には血が騒ぐが、
本当に、なぜ今なのだろう。

nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:仕事

nice! 2

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。