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ここのところで読んだ30冊 [読書記録]

ここのところで読んだ30冊は以下のとおり。

「ウクライナ戦争をどう終わらせるか」 東 大作
「幸せのメカニズム」 前野 隆司
「その島のひとたちは、ひとの話を聞かない」 森川 すいめい
「まぼろんのパン屋」 松宮 宏
「八月のひかり」 中島 信子
「わたし、定時で帰ります。」 朱野 帰子
「定年後7年目のリアル」 勢古 浩爾
「希望の一滴」 中村 哲
「ウクライナ戦争」 小泉 悠
「石原莞爾 アメリカが一番恐れた軍師」 早瀬 利之
「官邸官僚が本音で語る 権力の使い方」
「かげろう日記」 吉村 達也
「世界一わかりやすい金利の本」 上野 泰也
「短歌と俳句の五十番勝負」 穂村 弘/堀本 裕樹
「歴史とは何か」 E.H.カー
「マドンナジャパン 光のつかみ方」 長谷川 晶一
「食虫植物」 福島 健児
「事務次官という謎」 岸 宣仁
「史的システムとしての資本主義」 ウォーラ―スティン
「十二人の死にたい子どもたち」 沖方 丁
「帝国主義論」 レーニン
「ファシリテーターの道具箱」 森 時彦
「生き心地の良い町」 岡 檀
「地理学で読み解く流通と消費」 土屋 純
「生産性」 森川 正之
「うまくいっている人の考え方」 ジェリー・ミンチントン
「東京 わざわざ行きたい街の本屋さん」 和氣 正平
「給料が上がらないのは、円安のせいですか?」 永濱 利廣
「改革者」 山中 若樹
「名古屋円頓寺商店街の奇跡」 山口 あゆみ
「暮らしやすさの都市戦略」 保坂 展人

「短歌と俳句の五十番勝負」は、穂村弘が短歌で、堀本裕樹が俳句で戦う。もちろん、優劣をつけるものではないのだが、それぞれのアプローチが興味深い。

E.H.カーさんの「歴史とは何か」は、歴史の見方について示唆をくれる一冊。何が起きた、誰が何をした、というのは客観的な事実に過ぎず、それをどう伝えるかによって歴史になっていく。

岡檀さんの「生き心地の良い町」は、自殺率が少ない町を研究した本。フィールドワークの結果として導き出される結論に頷かされる。

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書評 「私たちの世代は」 [読書記録]

本作は、「戸村飯店 青春100連発」「あと少し、もう少し」「そして、バトンは渡された」などの
瀬尾まいこさんの最新作。
書下ろし長編である。

コロナ禍をテーマにした小説で、
「私たちの世代」はコロナに漬からされてしまった世代のこと。
帯には著者からのこんなメッセージが掲載されている。

“何かと制限され思いどおりに過ごせない毎日を、大人も子どもも、誰しもが
困難を抱えながら進んできたと思います。
そして、これから、また違う日々に向かわないといけない中で、ほんの少しでも
明るいものを差し出せる物語になれれば。そう思っています。“

コロナ禍の3年間で、
本来得られるはずのものを得られなかった人は少なくないだろう。
大人はまだいいが、
中学生活をまるまる、
高校生活をまるまる、
コロナに持って行かれた子どもたちも数多くいるはずだ。
失われたものは計り知れない。

しかし、それをくよくよ考えていても前には進めない。
差し引きしたら悪いことの方が圧倒的に多かっただろうけれど、
いいことだってあったはずだ。
そしてそのいいことが、
未来に大きく活かされることだってあるかもしれない。

瀬尾さんの本を読むと勇気づけられることが多いが、
本作も力をもらえる。
みんな懸命に生きていて、
どこかで支え合っている。
悪い日があっても、
挫けそうな日があっても、
いつかいい日が来る。

一日一日が愛おしく思えるような、
そんな一冊。

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ここのところで読んだ30冊 [読書記録]

ここのところで読んだ30冊は以下のとおり。

「フリーランスがインボイスで損をしない本」 原 尚美
「和菓子のアン」 坂木 司
「スウェーデン式アイデア・ブック」 フレデリック・ヘレーン
「チャンピオン 三沢光晴外伝」 長谷川 博一
「ウクライナ侵攻 10の焦点」 朝日新聞取材班
「特許破りの女王」 南原 詠
「もものかんづめ」 さくら ももこ
「東京、音楽、ロックンロール」 志村 正彦
「バカでも稼げる米国株高配当投資」 バフェット太郎
「勝者の極意」 津本 陽
「会社を綴る人」 朱野 帰子
「起業家フェリックスは12歳」 アンドリュー・ノリス
「モンベル 7つの決断」 辰野 勇
「サザンオールスターズ 1978-1985」 スージー鈴木
「ビジネスマンのための行動観察入門」 松波 晴人
「東京五輪後でもぐんぐん伸びる日本企業」 田宮 寛之
「プーチン戦争の論理」 下斗米 伸夫
「貧困と闘う知」 エステル・デュフロ
「栄花物語」 山本 周五郎
「飛び出す!公務員」
「小さなまちの奇跡の図書館」 猪谷 千春
「独学力」 白取 春彦
「ひゃくはち」 早見 和真
「キーエンス解剖」 西岡 杏
「乳と卵」 川上 未映子
「ウホッホ探検隊」 干刈 あがた
「マンガでやさしくわかる アドラー心理学」 岩井 俊憲
「生を踏んで恐れず」 高橋 是清
「医療崩壊 真犯人は誰だ」 鈴木 亘
「人が集まる街、逃げる街」 牧野 知弘
「俳句がどんどん湧いてくる100の発想法」 ひらの こぼ

長谷川博一さんの書かれた「チャンピオン 三沢光晴外伝」は、タイトルとおり故三沢光晴さんについて書かれた本。1999年の出版で、まだ三沢さんがバリバリ戦っておられるころに発刊されている。三沢さんのことは、絶対に忘れない。

「東京、音楽、ロックンロール」を書かれた志村正彦さんは、ロックバンド・フジファブリックの元ボーカリスト兼ギタリスト。29歳で急逝された志村さんの日記が本としてまとめられている。音楽に対する真っすぐな向き合い方が刺さる。

鈴木亘さんの「医療崩壊 真犯人は誰だ」は、他国に比べて優れているはずの日本の医療が、コロナ禍にあってあっさり崩壊してしまった原因に迫っている。新書本で読みやすく書かれているが、その内容には説得力がある。

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書評 「散り花」 [読書記録]

中上竜志著の本作は、第14回日経小説大賞受賞作。
プロレスラーが主人公で、
試合の進行に関する段取りのことを意味する「ブック」や、
試合展開やリング外の抗争などに関して前もって決められる仕掛けのことを意味する「アングル」など、
プロレスに関する内幕も描かれる。
そこにあるのは
生身の人間による裏も表もある激しい「闘い」である。

私は子どもの頃、馬場さんの全日本プロレスのファンで、
1977年のオープン・タッグ選手権 「ファンクスvsブッチャー・シーク」に衝撃を受けた。
その後も、
鶴田さんの活躍、
天龍革命、
四天王プロレス、
と見続けたクチである。

作者の中上さんは、私とは違い猪木さんの新日本プロレスのファンで、
武藤敬司、蝶野正洋、橋本真也の闘魂三銃士を見ていたという。
本作も、同期で入団した三人が物語の主軸となる。

プロレスファンならきっと楽しめる作品だと思うし、
エンタテインメントとしてもしっかり成立している。
プロレスってなんだか胡散臭い、と思っている人にも伝わるのではないかと思う。
登場人物の痛みも伝わってくる。

一方、リアルなハードボイルド作品であるにしては、
描かれる試合展開を含めかなり甘い部分もあり、
そこが少し興醒めではある。
リアル路線で行くのならそこを突き詰めてほしかった感がある。

日本にプロレスというスポーツというか文化があってよかったと思っている私としては、
プロレス文学ももっとあっていいと思う。
本作は続編もありそうでそれを楽しみにしつつ、
プロレス文学、プロレス映画が一層多く作られることを祈りたい。

タグ:散り花
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ここのところで読んだ30冊 [読書記録]

ここのところで読んだ本は以下のとおり。

「野菜畑で見る夢は」 小手毬 るい
「阿弥陀堂だより」 南木 佳士
「天才がどんどん生まれてくる組織」 斎藤 孝
「インド人とのつきあい方」 清好 延
「ネットの高校、はじめました。」 崎谷 実穂
「55歳から小ビジネスで稼ぐ!教科書」 片桐 実央
「おもしろい地域にはおもしろいデザイナーがいる」
「あの頃、忌野清志郎と」 片岡 たまき
「さらば、わが青春の少年ジャンプ」 西村 繁男
「なめらかなお金がめぐる社会。」 家入 一真
「地域包括ケア」 小原 道子
「方丈記」 浅見 和彦 訳
「しげの物語」 ヤズート・スズリンスキー
「医者という仕事」 南木 佳士
「認知症患者安楽死裁判」 盛永 審一郎
「マイノリティ・マーケティング」 伊藤 芳浩
「珠玉」 開高 健
「夢をくいつづけた男」 植木 等
「夜空に泳ぐチョコレートグラミー」 町田 そのこ
「トヨトミの野望」 梶山 三郎
「従業員をやる気にさせる7つのカギ」 稲盛 和夫
「紅梅」 津村 節子
「事業を起こす人になるための本」 岩田 徹
「ウクライナ侵攻までの3000日」 大前 仁
「土と内臓」 モントゴメリー
「あの夏の正解」 早見 和真
「ジャッジ」 澤本 嘉光
「人生に必要な老後資金の常識」 ぽんちょ
「社員をサーフィンに行かせよう」 イヴォン・シュイナード
「お金の賢い減らし方」 大江 英樹

南木佳士さんの「阿弥陀堂だより」は、もう二十年も前になるが映画化された作品。南木さんは医師でもあり、専門的な視点も踏まえた静かな筆致が胸に沁みる。

「夜空に泳ぐチョコレートグラミー」を書かれた町田そのこさんは、今注目の作家。本作のみずみずしさにその片鱗が十分に表れている。

「社員をサーフィンに行かせよう」を書かれたイヴォン・シュイナードさんは、アウトドア用品を製造販売するパタゴニアの創業者。本書は、ビジネス書というより、シュイナードさんの信念が綴られている。
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ここのところで読んだ30冊 [読書記録]

ここのところで読んだ30冊は以下のとおり。

「縛られる日本人」 メアリー・C・ブリントン
「ひな菊とペパーミント」 野中 柊
「死は存在しない」 田坂 広志
「常識外れの増客術」 中村 元
「ある日、落下傘で飛び降りた男」 芦崎 治
「新型コロナから再生する自治体病院」 伊関 友伸
「伝説のベンチャー投資家がGoogleに教えた成功手法 OKR」 ジョン・ドーア
「大学4年間の金融学が10時間でざっと学べる」 植田 和男
「10倍、100倍になる優良株ベスト30」 渡部 清二
「あなたにもできる!医療事務のお仕事超入門」 水口 錠二
「気持ちが折れない禅の習慣」 枡野 俊明
「海苔と卵と朝めし」 向田 邦子
「考え方のコツ」 松浦 弥太郎
「新型コロナの不安に答える」 宮坂 昌之
「ケースで学ぶ実践への法学入門」
「プロ野球チームの社員」 高木 大成
「打てるもんなら打ってみろ!」 中村 計
「朽ちるマンション 老いる住民」 朝日新聞取材班
「革命社長」 吉越 浩一郎
「もし高校野球のマネージャーがドラッカーのイノベーションを読んだら」 岩崎 夏海
「不自由を自由に変える魔法の仕事」 川村 慶
「新海誠 国民的アニメ作家の誕生」 土居 伸彰
「人口回復」 岩田 一政
「コロナに翻弄された甲子園」 小山 宜宏
「成長企業はなぜOKRを使うのか」 グジベチ
「昭和と師弟愛」 小松 政夫
「スタンダップ・ダブル」 小路 幸也
「成熟スイッチ」 林 真理子
「やりたいことを全部やる!言葉術」 臼井 由妃
「人口減少を乗り越える」 藤本 健太郎
「東京12チャンネル運動部の情熱」 布施 鋼治

松浦弥太郎さんの「考え方のコツ」に書かれているのは、How toというより、心得のような感じ。安易に答えに飛びつかず、ゆっくり丁寧に。

小松政夫さんの「昭和と師弟愛」は、小松さんと師匠であった植木等さんの関係について書かれたもの。師弟愛の美しさに打たれる。

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ここのところで読んだ30冊 [読書記録]

ここのところで読んだ30冊は以下のとおり。

「歴史思考」 深井 龍之介
「採用基準」 伊賀 泰代
「アナウンサー辞めます」 横山 雄二
「人生に必要な知恵はすべて幼稚園の砂場で学んだ」 ロバート・フルガム
「相手に伝わる声の出し方」 田中 直人
「ドキュメント強権の経済政策」 軽部 謙介
「丹野智文 笑顔で生きる」
「資金繰りの教科書」 川北 英貴
「ファイナンシャルプランナーが教える終活デザインブック」 安藤 信平
「国益からみたロシア入門」 藤 和彦
「検証 政治改革」 川上 高志
「未来実現マーケティング」 神田 昌典
「ジャンピング☆ベイビー」 野中 柊
「20歳のときに知っておきたかったこと」 ティナ・シーリグ
「もみあげ流 米国株投資講座」
「東京の美しい図書館」
「会社のSNS担当になったらはじめに読む本」 落合 正和
「ル・コルビュジュ」 ジャン・ジャンジェ
「黒田日銀 超緩和の経済分析」
「キャリアコンサルタントになりたいと思ったらはじめに読む本」 津田 裕子
「ピーター・リンチの株の教科書」
「バブル経済事件の真相」 奥山 俊宏、村山 治
「山本由伸 常識を変える投球術」 中島 大輔
「新・シティプロモーションでまちを変える」 河井 孝仁
「丸亀製麺はなぜNo.1になれたのか?」 小野 正誉
「世界一ポップな国際ニュースの授業」 藤原 帰一、石田 衣良
「鍵泥棒のメソッド」 麻井 みよこ
「ザ・ラストマン」 川村 隆
「ショウリーグ」 上田 裕介
「宇宙創成はじめの3分間」 S.ワインバーグ

横山雄二さんの「アナウンサー辞めます」は、中年男性が夢に向かって邁進するお話。ある種のおとぎ話だが、野球少年だった人はきっと燃える。

「未来実現マーケティング」を書いた神田昌典さんは、著書多数の経営コンサルタント。時流に乗って言いっぱなしの方が少なくない中、神田さんの本はあとから読み返しても説得力がある。

「黒田日銀 超緩和の経済分析」は、黒田総裁が指揮を執った日本銀行による金融緩和策を分析したもの。時代背景なども含めて、予断を持たずにしっかり検証し、前に進みたい。

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5連休におススメの本 [読書記録]

必ずしもカレンダーどおりに休めない方も多々おられると思うけれど、
一応世の中的には5連休。
この休み中に読書なぞ、
と思っておられる方もおられると思う。
少しでも参考になればと、おススメの本をいくつか挙げてみたい。

厚めの本を読めるチャンスかなと思うので、
宮部みゆきさんの名作「火車」を。
本作は、「このミステリーがすごい!」ベスト・オブ・ベスト第1位。
人間の内面に迫る筆致、緊迫の展開。
日本ミステリー史上に残る傑作をこの機会に。

新年度が1月経過して、ちょっとお疲れの方には、
ノンスタイル井上裕介さんの「スーパー・ポジティヴ・シンキング」を。
日本中にアンチがおられる井上さんの逆境に比べたら、
自分たちの悩みなんか小さい小さい。
元気になれる一冊。

ちょっと立ち止まりたい方には、
「一切なりゆき 樹木希林のことば」を。
人生の達人とも言うべき希林さんの言葉は軽やかで深い。
自分を顧みるきっかけになるかも。

純文学にひたりたい方には、
大江健三郎さんの「死者の奢り・飼育」を。
今年の3月に亡くなられた大江健三郎さん。
初期の作品は、えぐられるような凄味がある

物語世界に没入したい方には、
伊坂幸太郎さんの「陽気なギャングが地球を回す」を。
伊坂さんの作品はどれも面白いが、本作は特にエンタメ性に富んでいる。

5連休。
気候もいい季節なので、思い切り身体を動かすのも素敵である。
しかし、本に没入するのも、負けずに素敵だと思う。

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新社会人におすすめの本 [読書記録]

新年度が始まって、一週間が経過した。
新入社員の皆さんも、研修期間が終了して職場に配属される時期だろうか。

新しい生活に戸惑っておられる方も少なくないと思うけれど、
通勤途中の電車の中や、お休みの日など、ふと空く時間もあるだろう。
そんなとき、今の時期だからこそ読むべき本はないかとお探しの方もおられると思う。

もちろん、ネットで、
「新社会人 おすすめの本」
などと検索すればいくつも表示されるので、それを参考にされるのもいいが、
個人的なおすすめも挙げてみたい。
挙げだすとキリがなくなるので、3冊に絞ってみる。
明日選べばまた違った3冊になると思うけれど、今日の3冊はこちら。

まずは、
山口 絵理子さんの「裸でも生きる――25歳女性起業家の号泣戦記」。
山口さんは、主に鞄などを製造販売されている株式会社マザーハウスの代表取締役兼チーフデザイナー。
マザーハウスは、今やかなりの規模の企業になったが、この本を書かれたころはまだ小さな会社だった。
この本は、山口さんの半生記のような内容であるが、その濃密さたるや凄まじい。
山口さんのように生きることは難しいというか無理に思えるが、
この本を読むと、
「あれ、なんでもできるかも」
と感じさせてもらえるし、
「自分の苦しみは大したことじゃないなあ」
とも思わせてもらえる。
勇気の鈴がリンリン鳴る。

続いて、
見城 徹さん、藤田 晋さんの「憂鬱でなければ、仕事じゃない」をおすすめ。
見城さんは、株式会社幻冬舎の代表取締役社長、藤田さんは株式会社サイバーエージェント代表取締役社長。
本書では、二人による熱い仕事論が展開される。
「仕事は楽しむもの」
「好きなことをやるのが一番」
といった声があふれているが、お二人はあえて仕事の厳しさを訴えられる。
説教臭い、と思う人もいるかもしれないが、
熱い言葉のシャワーでむしろ元気になれると思う。

3冊目は、
大崎 善生さんの「聖の青春」。
本作は、難病と闘いながら将棋に打ち込み、29歳の若さで早世した天才棋士・村山聖さんの生涯をつづったノンフィクション小説。
新しく社会人になった門出に人が死んでしまう話はどうかと思われるかもしれないが、どちらにしても人はそのうち死ぬ。
しかしいつ死ぬのか、大抵の場合はわからない。
村山さんの場合、自らの死期を悟りながら、人生を駆け抜けていった。
お亡くなりになると知っていて読んでいるのに、最後泣けてしまった。
これからお読みになる方もボロボロ泣けてしまうと思うが、それはいい涙だと思う。

ひょっとしたら、これまではあまり本を読んでこなかったという新社会人の皆さんも少なくないかもしれません。
ちょっとした隙間時間、
スマホいじりも悪くありませんが、本もいいですよ。
その出会い、一生の財産になるかもしれません。

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ここのところで読んだ30冊 [読書記録]

ここのところで読んだ本は以下のとおり。

「グレタの真実」 アンダシュ・ヘルベリ
「年商5000万円起業家ママのハッピーリッチな思考法」 小桧山 美由紀
「物価とは何か」 渡辺 努
「Noから始めない生き方」 加藤 友朗
「落語家のもの覚え」 立川 談四楼
「ゼレンスキーの真実」 レジス・ジャンテ、ステファヌ・シオアン
「不安を煽りたい人々」 上念 司、篠田 英朗
「夕陽に赤い町中華」 北尾 トロ
「1分で話せ 2」 伊藤 羊一
「アフリカのことわざ」
「仕事力に差がつく超整理術」 吉澤 準特
「122対0の青春」 川井 龍介
「2133日間のオグリキャップ」 有吉 正徳、栗原 純
「歩いて読みとく地域デザイン」 山納 洋
「60分でわかる!インボイス&消費税超入門」 土屋 裕昭
「伝わるデザインの授業」 武田 英志
「ほんとうの定年後」 坂本 貴志
「腰痛改善マニュアル」 ロビン・マッケンジー
「パラリンピックは世界をかえる」 ローリー・アレクサンダー
「誰も書かなかった日本医師会」 水野 肇
「チェ・ゲバラ 革命を生きる」 ジャン・コルミエ
「経営参謀としての士業戦略」 藤田 耕司
「心理学 BEST100」 内藤 誼人
「人生100年時代の医療・介護サバイバル」 中澤 まゆみ
「もう転職はさせない!一生働きたい職場のつくり方」 前川 孝雄
「夫婦ではじめる快適老後の生活設計」 溝口 博敬
「ベーブルース自伝」
「CSが作った最高の病院」 柿原 まゆみ
「これからの日本に都市計画は必要ですか」
「私は誰になっていくの?」 クリティーン・ボーデン
「不要なクスリ 無用な手術」 富家 孝

レジス・ジャンテさん、ステファヌ・シオアンさんの「ゼレンスキーの真実」は、ウクライナ大統領であるウォロディミル・ゼレンスキー氏の半生を描く評伝。経歴からして、プーチン大統領があなどってしまったのではないかと思わされた。

川井龍介さんの「122対0の青春」は、1998年夏の高校野球青森県予選で、東奥義塾に122対0の歴史的大敗を喫した深浦高校のその後を描くノンフィクション。ちゃんと青春している。

小学校低学年の頃、動く図書館たちばな号で借りて、何べんも何べんも読んだのが「ベーブ・ルース」という本。ここで読んだ「ベーブ・ルース自伝」とは別物だろうけれど、ベーブ・ルースの生涯は面白い。
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