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12日は上げるでしょうが ~10,000円を突破しても勢いは・・・~ [経済を眺める楽しみ]

アメリカの株式市場が、景気よく上げている。
続伸続伸で、ダウは10,200ドルを超え、10,300ドルにタッチした。

ただ、上昇の背景についての解説で、
「アメリカの金融当局筋が、国内景気の回復力の弱さを理由に、当面は超低金利が続くとの見方を示したことなどから安心感が広がり、リスク投資が継続している」
とあったりするのは、いかにも株式相場の解説らしくはあるが、一抹以上の不安も残る。
景気が弱いから低金利が続き、低金利だから株価が上がる、というのは、現状追認の解説としてはあり得ても、経済の実態を表す株価、という見方からは、「?」でしかない。
ダウ上昇の持続力にも、あまり期待しすぎてはいけないということか。

一方の日本株は、どうにも上値が重い。
一時、写真相場と言われ、アメリカが上げれば同じような割合で日本も上げるという相場展開が続いたが、今や、アメリカが上げても日本は大して上がらず、アメリカが下がれば日本はどかっと下げるというパターンが定着してしまった。
さすがにここまでアメリカが連騰すれば、日本も上げるだろうとは思う。
12日の市場では、10,000円の大台突破も大いにありえるだろう。
しかし、その先は・・・

現在の日本市場においては、円高と政策リスクが大きな重石である。
円については、これも市場だからどうにもならないとして、政策リスクについては早急に解消していただきたい。迷走が一番困る。

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