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現実を動かしたい ~TPPは議論から実践へ~ [ヨモヤ]

野田首相は、経団連の米倉弘昌会長や経済同友会の長谷川代表幹事と首相官邸で会談された。
米倉会長によると、野田首相はTPP交渉への参加について
「進めないといけない」
と述べられ、前向きな姿勢を示されたという。

野田首相は就任前からTPPに前向きで、首相就任後は「早期に結論を得たい」とされてきた。
具体的な動きにつながっていくことを期待したい。

もちろん、TPPには慎重論も根強い。
農業分野に与える影響を懸念する声がもっとも大きいが、それだけではなく、いろいろな規制が日本に不利になるように変えられるのではないかという意見もある。
また、アメリカが自国に都合のいいように作っているルールに、うかうかと乗っていくべきではない、という指摘もある。

しかし、ほったらかし、というのが一番いけないと思う。
残念ながら、鳩山総理、菅総理の時代は、完全にたなざらしだった。
意見が分かれる難しい問題だからこそ、きっちり向き合っていくべきである。
参加しないのなら、はっきりその旨を明らかにするべきで、時間の経過だけを狙っているような過ごし方は最悪である。

いきなり経済産業大臣が変わってしまうという異常事態だが、それはそれである。
野田総理には、是非現実を動かしていってほしい。

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