SSブログ

規定打席不足のホームラン王誕生? ~セ・リーグ野手陣はちと情けない~ [ヨモヤ]

ヤクルトのバレンティンが、セ・リーグのホームラン王争いのトップに立っている。
ここまでに放ったホームランは27本。
2位の巨人の阿部に6本差というから、ほとんどセーフティリードであろう。

このバレンティン、シーズン途中に極度の打撃不振で2軍に落ちたりしているので、出場試合数が少なくなっている。
9月7日現在で、阿部が116試合出場に対し、バレンティンは80試合に過ぎない。
このため、バレンティンは、規定打席にも足りていない。
規定打席について、Wikiは、
「プロ野球において、リーグが発表する打撃ランキングの対象となる為に必要な打席の数の事」
としている。
試合数×3.1で計算され、要はレギュラーとして試合に出ているかどうか、という基準である。
極端な話、規定打席がなければ、1打数1安打の10割で首位打者ということにもなってしまうから、こうした規定がある。

もちろん、ホームランや打点のタイトルに規定打席は関係ない。
関係ないが、規定打席に到達していないような選手がタイトルを取ることは、通常ない。
バレンティンは現在、規定打席に50ほど足りないようだ。
このあとフル出場しても、微妙な数字となっている。
このままだと、規定打席不足のホームラン王誕生という珍事が生まれる。

ホームランは野球の華である。
セに、和製の長距離砲がいないのは寂しい。
広島の堂林、横浜の筒香あたりに期待したいが、まだまだこれからの存在だろうか。

球場が広くなり、ボールが飛ばなくなり、かつてのようにこすったような当たりがホームランになることがなくなった。
それはいいことだと思うが、その状況を跳ね返して大きな当たりを飛ばす選手に出てきてもらいたい。
規定打席不足のホームラン王の誕生については、恥ずかしいと思ってほしい。
奮起を期待したい。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0