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相変わらず粋な競馬の神様 ~ロゴの日にキンシャサノキセキ~ [ヨモヤ]

競馬の神様は、たびたび粋な計らいをされる。
有名なのは2005年秋の天皇賞。
このレースは史上初めて天皇皇后両陛下の御来臨を得て実施された。
勝ったのはヘヴンリーロマンスという馬。
「神々しい恋愛」という意味らしいが、ヘヴンリーには「天の」という意味もあり、天皇皇后御来臨日の勝ち馬にふさわしい。
ちなみに三連単(1-13-12)の数字を並び替えると愛子内親王の誕生日(平成13年12月1日)となったことでも知られている。

誕生日では、2014年有馬記念に来賓として長嶋茂雄さんが来場した際に、同じ2月20日が誕生日のジェンティルドンナが優勝したこともあったが、極めつけは2014年のダービー。
このレースには、皇太子が御観覧にお越しになっておられたのだが、皇太子の誕生日が2月23日。
そして、ダービー馬となったワンアンドオンリーもその騎手の横山典弘さんの誕生日も同じく2月23日だったという。
あまりにも出来過ぎた話である。

こっち系の話で私が好きなのは、1999年8月の小倉記念。
1999年と言えばノストラダムスが
「空から恐怖の大王が来るだろう、
アンゴルモアの大王を蘇らせ、
マルスの前後に首尾よく支配するために」
との予言をした年であり、これをどう解釈したのだか、人類が滅亡すると真面目に信じていた人が大勢いた。
予言されていた1999年の7月は何事もなく過ぎ、一体何だったんだとなっていた翌月の小倉記念。
1着 アンブラスモア
2着 ニシノダイオー
という結果になり、まさに「アンゴルモア(アンブラスモアだが)のダイオー」がやってきた。
ノストラダムスは、この結果を予言していたのか、と一部話題になったものである。

さて、先週行われた今年の安田記念。
勝ったのは、8番人気の伏兵ロゴタイプ。
レースが行われたのは6月5日。
あまり知られていないが、ロゴの日だった。

また、安田記念の前日には、ボクシング界のスーパースターであるモハメド・アリさんの訃報が届けられた。
そして、安田記念当日の第1レースの勝ち馬の父は、キンシャサノキセキだった。
これまた、出来過ぎた話である。

こうした結果は、「サイン馬券」としても知られている。
JRAがいろいろな方法でサインを送っており、これを予想に使おうというものである。
真偽は不明だが、予想の仕方はいろいろあっていい。

私は、競馬の神様が、粋で、いたずら好きなのだと解釈している。
「こんなのどう?」
と楽しませてくれているように思える。
だったら、それを事前に読めればいいのだが、それがなかなか難しい。
気まぐれな神様でもあるので・・・。

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