SSブログ

それでもアメリカ大統領選挙は接戦になるのでは [ヨモヤ]

新型コロナウイルスへの対応や、人種差別抗議デモへの言動などで、
トランプ大統領の支持率がかなり落ちている。
直近のデータで、
支持43%、不支持55%、
といった感じのようだ。
民主党の大統領候補バイデン氏との差も開いている。
こちらも、
トランプ大統領43%、バイデン氏53%、
といった感じで、支持率のデータと似通っている。

10ポイントの差はかなり大きい。
新型コロナの流行も収まっておらず、ボルトン氏による暴露本もイメージが悪い。
このままではトランプ大統領がかなり不利に見える。
しかし、選挙戦が始まってみれば、やはり接戦になるのではないだろうか。

振り返れば、4年前も事前の世論調査ではトランプ大統領は不利とされていた。
支持率が低いのも今に始まったことではなく、一時は40%を割っていたこともある。
表面上の数字が必ずしも選挙結果に直結するとは限らない。

トランプ大統領には、何があっても揺るがない鉄板のような支持層がいるとされる。
彼らは必ず投票に行く。
また、世論調査では「トランプ支持」とはなんとなく言いにくい空気があるらしく、
実態よりも低めに出ているのではないかとの意見もあるそうだ。

さらに、日本から見ての感想ではあるが、
対抗馬である民主党のバイデン氏がそれほど強力であるとも思えないことが混戦に拍車をかけそうだ。
バイデン氏は元副大統領。
実績と経験があると言えるが、その裏返しとして新味は全くない。
トランプ大統領も74歳とかなりの高齢だが、バイデン氏はさらに年長の77歳。
4年後には80歳を超えることになる。
年をとっているからいけない、というわけではないが、
超激務であるアメリカ大統領を務めるには当然体力が必要だし、
新しいリーダーであるという期待も持ちにくくなる面は否めない。

アメリカの大統領と言えば、名実ともに世界のリーダー。
誰もが憧れる二人から断腸の思いで一人を選ぶのならいいが、
「よりまし」な候補を選ぶような形になってしまってはアメリカ国民も残念だろう。
これからの論戦で、さすがと思わせるような姿が見られることを期待しよう。

nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:仕事

nice! 2

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。