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ワークマンの再進撃はあるか [ヨモヤ]

ひところ、テレビや新聞などいろいろなメディアが、
ワークマンを散々もてはやしている時期があった。

もともとは職人向けの作業着が中心だったが、
その機能性や値段の安さに注目が集まり、
ブームが広がっていった。
ワークマンもその勢いに乗り、
アウトドアやスポーツウエアを扱う「ワークマンプラス」、
女性をターゲットとした「#ワークマン女子」
と業態を拡大していった。

その好調ぶりに株価も反応し、
2015年1月当時に1,400円そこそこだったものが、
2020年7月頃には10,000円を超えていた。
飛ぶ鳥を落とす勢い、とはまさにこのこと。

しかし、アパレル系の流行り廃りを読み切るのは難しい。
その後は期待どおりの伸びとはなっていない。
既存店売り上げが減少に転じ、
2024年3月期の業績予想も下方修正された。

10,000円を超えた株価も、
直近では4,000円近辺と、大幅に下落した。

ここに来てワークマンが、子ども服の販売に本格参入すると発表した。
兵站をさらに伸ばす形になってしまうし、
ワークマンらしさもますます失われてしまうが、大丈夫だろうか。

知名度は高くないが、自重堂という企業があり、
やっていることはワークマンに似ている。
ゴツゴツしたカジュアルが、快進撃を始めたころのワークマンを彷彿させるものがある。
お株を奪われかけているように見えるが、大丈夫だろうか。

防御より攻撃に転じる姿はワークマンらしい。
しかし、守りを固めるべき時もあるだろう。
大丈夫だろうか。

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