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震災直後より下げるとは・・・ ~日本株の下値のメドは?~ [経済を眺める楽しみ]

6日の東京株式市場は、大幅安となった。
終値は8590円57銭(同193円89銭安)となり、3月15日に付けた年初来安値8605円15銭を更新してしまった。

震災直後は、この先どうなるか見当もつかなかった。
被害の規模はどうなのか、被災地のライフラインの復旧にどれくらいかかるのか。
なにより、原発事故のレベルはどうなのか、電力はまかなえるのか。
そんなお先真っ暗な時期につけた株価を、震災後半年経ってから下回るとは、正直予想外である。

株安の原因とされているのは、例によって欧州の金融システム不安。
英FT100、独DAX、仏CAC40など主要指数は軒並み大幅安となり、アジア株を巻き込んでの連鎖安となっている。
海外勢からの売り攻勢も強いらしい。

日本が自力で成長していける状況にない現状で、海外の金融財政に不安が生じてしまうと、これはキツイ。
株式市場の主要銘柄は、海外売上の比率が高いので、指数全体へのインパクトも大きい。
下げ過ぎ、とも思うが、震災直後の値も下回ってしまうと、ちょっとメドが立たなくなる。
8500円が次の節目だが、さらにその下もあるだろうか。

投資家としては、ここが踏ん張りどころ、考えどころだと思う。
一端店じまいをするのか、それとも絶好の買い場ととらえるのか。
いい銘柄と出会うには、チャンスとも思うが。
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