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西武の秋山には214本の記録を破って欲しい [ヨモヤ]

西武の秋山翔吾外野手が、13日のロッテ戦で史上6人目のシーズン200安打を達成した。
達成者が少ないのは、以前は試合数が少なかったことが影響しているが、それにしても史上6人目というのは価値の高い記録である証拠である。
希少性で言えば、2000本安打をはるかに上回っている。

131試合目の到達はイチローの122試合に次ぐ史上2位のスピード記録というが、ここに来てややペースが鈍り、かつての試合数である130試合以内に達成できなかったのは残念だった。
また、これだけ打っても、首位打者争いでは安泰ではないどころか2位である。
上にソフトバンクの柳田がいるからであり、史上まれにみるハイレベルとなっているこちらの争いからも目が離せない。

さて、200安打を達成した秋山の次のターゲットは、年間最多安打である。
日本のプロ野球において、打者のシーズン記録の多くは外国人選手が保持しているという寂しい現状にあり、この一角を崩してもらいたい。
例えば、主なシーズン最高記録は、
最多安打  マートン  214本
最多本塁打 バレンティン 60本
最高打率  バース   .389
といった具合である。
最多打点は、小鶴誠さんの161が燦然と輝いているが。

秋山は12試合を残しており、これまでのペースで行けば達成できる。
首位打者争いに加え、チームの3位争いも加わって、緊張感のある試合が続くこともいい方向につながればいいが。
いい記録、まあまあの成績はそこそこに出てくるが、今年の秋山のようなずば抜けた成績というのは滅多に出せるものではない。
だからこそ、ここで決めてほしい。
個人的には、セ・リーグの優勝争いより、こっちである。

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