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パラリンピックが始まった ~ 「肯定主義」で観よう ~ [ヨモヤ]

いよいよパラリンピックが始まった。
望んだ形ではないけれど、なんとか開会式にたどり着いた。

開会式では、
いろいろな国の、
いろいろな人たちを見ることができた。
本当に、いろいろおられた。
パフォーマーの皆さんも、
アスリートの皆さんも、
一人一人が際立っていた。

国際パラリンピック委員会のアンドリュー・パーソンズ会長は、
「ここまで来られたことは信じられない気持ちです。
多くの人がこの日が来るのは不可能だと考えていました。
それでも多くの人々のおかげで、地球上で最も大きな変革を起こす力のスポーツの祭典が、いま始まろうとしています」
と挨拶を始められた。
そして、感情を込めて、
「ありがとうジャパン、ありがとう東京!」
とおっしゃってくださった。
素直に嬉しかった。

パーソンズ会長の挨拶を聞いて、
IOCのバッハ会長のオリンピックでの挨拶を貶めるようなコメントもネットでは見られる。
なんと思おうと人それぞれではあるが、
多様性を認め合い、励まし合い、高め合っていこうという場で、
誰かと誰かを比べて誰かを貶めようとするのは、なんとも残念である。

パラリンピックをどう観るか。
単純に競技を楽しむのも大いにありだし、
人間の底知れなさに感嘆するのもいい。
なんであれ、肯定的な気持ちで観たい。

閉会式では、聖火の最終点火者が注目されたが、
ちょっと驚くような人選だった。
しかし、これもよきかな。
とても地味だったけれど、
これもよきかな。

パラリンピックの開幕式を見ていると、
皮肉に眺めたり、
粗を探したり、
そんなのはつまらないと思わされた。
パラリンピック、
断然肯定主義で行こう。

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