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新聞の電子版が嫌いになった件 [ヨモヤ]

日本経済新聞の金曜夕刊を楽しみにしていた。
最終面に「シネマ万華鏡」というコーナーがあるからだ。
そこでは、新作映画が、
大きく紙面を使って1作、中くらいの紙面で1作、小さく5作、
と7作紹介されていた。
満点を5点として★での評価もついていた。

このコーナーで、いろいろな映画と巡り会った。
強く勧められていた「カメラを止めるな!」になんだがビビッと来て、早速観に行った記憶がある。
今年も、観ようかどうか迷っていた「漁港の肉子ちゃん」の、背中を押してもらえた。

しかし、はあ・・・。
10月8日より紙面の構成が改悪され、
2作だけの紹介になったうえ、
★の評価もなくなってしまった。
金曜の楽しみが無くなった。
掘り出し物の映画と巡り会える機会も減った。

なんでも、
「電子版では、その他のおすすめ作品とあわせて★評価付きで紹介しています」
なのだそうだ。
なんだ、それ。

ネットでも、多くの日経の記事を読むことができる。
しかし、
電子版会員にならないと、
紙面で提供されている特集や「シネマ万華鏡」といった企画ページは読めない、
というのならわかる。
今回のように、定期購読している読者より電子版を優遇するというのは、どうなのだろう。
普通に考えれば、
電子版への誘導、
もっと言えば、紙で読むのをやめてほしい、というメッセージと解釈するのが普通だろう。
なんだか残念である。

テレ東が好きな私は、毎日毎日、日経電子版のCMを観る。
「365日分の差は大きい」
といったコピーを少し微笑ましく感じていた。
これからは、なんだか苦い思いで聞くことになりそうだ。
残念である。
電子版が嫌いになった。

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