映画評 「劇場版 呪術廻戦 0」 [映画評]
「劇場版 呪術廻戦 0」は、予想どおりの大ヒットを記録している。
さすがに「鬼滅の刃」と同等まではいかないだろうが、
100億円超えが確実視される動員を記録している。
タイトルに「0」とあるように、
アニメの1年前が舞台とのことなので、原作・アニメファンでなくても比較的入りやすい。
登場人物のキャラクターはしっかり立っていて、
それぞれの見せ場もある。
映像も丁寧に作られている。
だから、退屈な作品というわけではないのだが、
観終わったあとの爽快感、高揚感はそれほど高くない。
なにかと比較されるであろう「劇場版 鬼滅の刃 無限列車編」は、
猗窩座という敵の唐突な登場が映画としてどうかと賛否を起こしたが、
ヒーロー的な存在の煉獄さんの死と相まって、盛り上がりという点では強烈なものがあった。
本作には、そうしたインパクトはない。
また、散々作られてきた少年漫画系の作品だからやむを得ないことだが、
いろいろな作品で取り上げられてきた要素をあちこちから感じてしまうのも、ふうむ。
もう少し人物を深掘りするか、
クライマックスのバトルシーンをもっとがっつり描くかすれば、
印象は変わったのだろうか。
ネットの評価を読む限り、
原作派の方からの評価も悪くないようだ。
まあ、それならばよかったということだろう。
さすがに「鬼滅の刃」と同等まではいかないだろうが、
100億円超えが確実視される動員を記録している。
タイトルに「0」とあるように、
アニメの1年前が舞台とのことなので、原作・アニメファンでなくても比較的入りやすい。
登場人物のキャラクターはしっかり立っていて、
それぞれの見せ場もある。
映像も丁寧に作られている。
だから、退屈な作品というわけではないのだが、
観終わったあとの爽快感、高揚感はそれほど高くない。
なにかと比較されるであろう「劇場版 鬼滅の刃 無限列車編」は、
猗窩座という敵の唐突な登場が映画としてどうかと賛否を起こしたが、
ヒーロー的な存在の煉獄さんの死と相まって、盛り上がりという点では強烈なものがあった。
本作には、そうしたインパクトはない。
また、散々作られてきた少年漫画系の作品だからやむを得ないことだが、
いろいろな作品で取り上げられてきた要素をあちこちから感じてしまうのも、ふうむ。
もう少し人物を深掘りするか、
クライマックスのバトルシーンをもっとがっつり描くかすれば、
印象は変わったのだろうか。
ネットの評価を読む限り、
原作派の方からの評価も悪くないようだ。
まあ、それならばよかったということだろう。
2022-01-08 00:20
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