SSブログ

横田滋さんのご遺族の言葉 [ヨモヤ]

北朝鮮に拉致された横田めぐみさんの父・横田滋さんが亡くなられた。
「時間がない」と訴えてこられたのだが、残念ながら間に合わなかった。
横田さんは、「拉致などあるわけがない」という人も少なくなかった時代から、
懸命に運動を続けてこられた。
すごい人だったと思う。

滋さんの死に際して、安倍首相を誹謗中傷するネットの書き込みやメディアが多く見られた。
どんな意見を持とうが、それは個人の自由であるが、
この件については、憎むべき対象を完全に間違っておられるように感じた。

誰が何を言うより、この件については、
記者会見をされた横田さんご遺族の言葉を引くのが一番だと思う。
少し長いが、引用させていただきたい。
※テレビではカットされてしまうだろうが、YouTubeで見ることができる。

まず、滋さんの奥さんの早紀江さんの言葉。
「滋も皆さんと仲良くさせていただいて、いつも穏やかに暮らすことができたこと、たくさんの先生方や救う会の指導力も素晴らしかったし、何も思い残すことがないほど、全身全霊打ち込んで頑張ったと思っています。
安らかに、すごくいい、本当に静かな顔で天国に引き上げられたこと、私は良かったなと思っております。ご支援を感謝しております」

ご子息の拓也さん。
「2002年の日朝首脳会談の後に父が泣いていた姿を見て、そして今回、父が他界したことを受け、 私個人は本当に北朝鮮が憎くてなりません。許すことができない。どうして、これほどひどい人権侵害をしつづけることができるのか。不思議でなりません。国際社会がもっと強い制裁を課して、問題解決を図ることに期待したいと思います」
「そして私たち横田家のそばに長い間いた安倍総理には、本当に無念だとおっしゃっていただいています。私たちはこれからも安倍総理とともに解決を図っていきたいと思っています。国会においては、与党・野党の壁無く、もっと時間を割いて、具体的かつ迅速に解決のために行動して欲しいと思います。マスコミの皆さまにおかれましても、イデオロギーに関係なく、この問題を我が事として取り上げてほしいと思います。自分の子どもならどうしなければいけないか、ということを問い続けてほしいと思っています」

同じくご子息の哲也さん。
「一番悪いのは北朝鮮ですが、問題が解決しないことに対して、ジャーナリストやメディアの方の中には、安倍総理は何をやっているんだ、というようなことをおっしゃる方もおられます。ここ2、3日目、北朝鮮問題は一丁目一番地だというのに、何も動いていないじゃないか、というような発言をメディアで目にしましたが、安倍総理、安倍政権が問題なのではなく、40年以上何もしてこなかった政治家や、北朝鮮が拉致なんてするはずないでしょと言ってきたメディアがあったから、安倍総理、安倍政権がここまで苦しんでいるんです。安倍総理、安倍政権は動いてくださっています。やっていない方が政権批判をするのは卑怯です。拉致問題に協力して、様々な覚悟で動いてきた方がおっしゃるならまだわかるが、ちょっと的を射ていない発言をするのはやめてほしいと思います」

nice!(2)  コメント(1) 
共通テーマ:仕事

nice! 2

コメント 1

お名前(必須)

コメント
by お名前(必須) (2020-06-10 20:33) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。