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歴史上の人物から「理想の上司」を選ぶとしたら [ヨモヤ]

東京商工会議所が新入社員に調査した
2023年度「理想の上司のイメージに近い有名人・著名人」が発表された。
そのうち、歴史上の人物部門のランキングは以下のとおり。

1位:織田信長
2位:徳川家康
3位:坂本龍馬
4位:豊臣秀吉
4位:福沢諭吉
6位:渋沢栄一
7位:聖徳太子

信長は、日本の歴史でも特異な存在であり、
その統率力、判断力、未来を見通す力、などと傑出したものがあると思う。
ただ、ちょっと激し過ぎるイメージがある。
創業社長として、一代で会社を大きくしていく段階では望ましい存在であろうが、
自分の上司と考えるとちょっと・・・。

2位の家康は、滋賀県出身者としては三成公の無念もあり推しがたく、
3位の龍馬は、人気は絶大だが歴史的な評価が今一つ定まっていない感もある。

では、自分なら誰を選ぶだろう。

歴史上の人物にはいろいろおられるが、
江戸時代以前の方となると、ちょっとピンと来ない。
かといって、明治以降だとやや生々しい。
となると幕末か。

候補としては、
西郷隆盛
勝海舟
吉田松陰
高杉晋作
といった人物が浮かぶ。

吉田松陰も高杉晋作も非常に魅力的だが、
松陰が29歳、晋作は27歳と、
私からすれば子どものような年で亡くなっており、
上司というより烈士のイメージ。

残った西郷隆盛と勝海舟は、江戸城無血開城で話し合った二人。
二人とも人気が高く、上司として頼りがいもありそうだ。
こうなると好みの問題になるのだが、
私なら勝海舟を選ぶ。

組織のなかで、
ルールを踏まえながら新しい意見を通していくイメージがあり、
自分の仕事にも重なる面がある。
それでいて堅苦しくなく、
なんだかだらしない感じがするのも好ましい。
実際の話ではないらしいが、
海舟を斬りに行った龍馬が、逆に惚れてしまうというエピソードも痛快である。

海舟が今の世にいたらどうだろう。
どんな上司になるのだろう。
そんなことを夢想するのも、こうした企画の面白い点であろう。

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