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映画評 「それいけ!ゲートボールさくら組」 [映画評]

始まって数分で、「この映画はヤバい奴だ」とわかった。
ここで言う「ヤバい」は、
エロいとかグロいとかいう意味ではなく、
もちろん面白過ぎるという意味でもない。
えらいもん金払って観に来ちゃった、
というヤバさである。

その予感は当然のように的中し、
商業公開していいレベルのものなのか心配になった。
ただ、あまたある映画の中からこの作品を選んだのは私であり、
誰に文句を言える筋合いもない。

ストーリーについてあまり振り返りたくないが、
学生の頃ラグビー部だった仲間が、
なんやかんやあって集まり、
ゲートボール大会で優勝を目指す、というもの。
どういう経緯でこの脚本で映画が撮られることになったのか。
そのあたりのいきさつには興味を持った。

コメディだからおおらかに観るのだが、それにしても。
全く笑えないし、
スポ根的な感動ももちろんない。
ただ、まともに取り合うような映画でもないので、まあ、はい。

主演は藤竜也さん。
今さらイメージを気にすることもないのだろうけれど。
共演に、山口果林さん、石倉三郎さん、本田望結さん、山口果林さんなど。
日本ゲートボール連合で評議員をされていた縁で、亡くなられた三遊亭円楽さんが出演されている。

「それいけ!ゲートボールさくら組」は、タイトルから想像できる以上のヤバさ加減。
この作品でも、お金集めたり、スタッフ集めたり、エキストラさん集めたり、
いろいろ大変だったと思う。
どんな作品になるはずだったのだろう。
これでよかったのかしら。
なんだか、考えさせられる。

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