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オープン戦、OB戦に3万人 観るスポーツとしての野球人気衰えず [ヨモヤ]

野球人気の衰退が心配されている。
実際に、野球をする子どもたちは減っている。
少年野球はなかなかチームが組めなくなってきているし、
高校野球でも9人揃わない学校が増えてきている。

一方、観るスポーツとしての野球の人気は、
衰えるどころか高まってきているように感じる。

3月16日には各地でオープン戦が行われた。
当然ながらオープン戦であり、真剣勝負ではない。
観に行く側もそれをわかっているはずなのに、
ペイペイドームのソフトバンク対西武戦には36,000人、
バンテリンドームの中日対阪神戦にも30,000人。
大盛況といっていいだろう。

さらに、ベルーナドームで行われた西武のOB戦にも28,000人。
チケットは完売だったという。
ちなみに、松坂、清原抜きである。

長い間、野球はチームで行うプロスポーツとしては、
ほぼ唯一の存在として君臨してきた。
1993年以降はサッカーのJリーグ、
近年はバスケットボールのBリーグも始まり、
選択肢は増えている。
しかし、幸いなことに、野球場に足を運んでくれるファンの数は減っていない。

人口が減ることが確実な日本にあって、
野球が将来にわたって客を集め続けられるかどうか、
正直なところ心配な面もある。
だからこそ、今のうちに、
多くのお客さんが来てくださっている今のうちに、
いろいろと手を打っておきたい。

北海道日本ハムのエスコンフィールドでの取組はその先鞭をつけるものだろうし、
他の球団もしっかり追随してほしい。

球春到来。
野球がある国の幸せ。

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