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やっぱり大谷は二刀流じゃなきゃね [ヨモヤ]

大谷の二刀流には、反対する人が大勢いた。
過去形にしたのは、さすがに減ってきたからである。
当初は、特に年配の評論家の方々を中心に批判の声が大きかった。
彼らは、
「通用するわけがない」
「プロを舐めている」
といった理屈で反対し、特にバッティングを不安視していた。
現在のメジャーでの活躍を見ると、彼らの審美眼のなさがよくわかる。

成功してからも、否定的な意見は絶えなかった。
今度は、できるできないではなく、
「怪我をするリスクが増える」
「どちらの記録も中途半端になる」
などといった理由に変わった。
心配して言ってくださっているのなら、当初の八つ当たりのような批判よりはだいぶいい。

私は、単純に二刀流は面白いと思う。
その挑戦を見続けたい。
投げて打ってできればそれに越したことはないし、
最高峰のメジャーでそれができるのなら本当に痛快である。

大谷がブルペンでの投球を開始したようだ。
といっても今年中の復帰は目指さず、マウンドに上がるのは来シーズンからとなりそうだ。
今さら、急ぐ必要はない。

投手と打者では、使う筋肉が違う。
打者は、特に上半身を鍛え上げて、ムキムキになっていく。
しかし投手は、あまりムキムキにならない方がいいとされる。
つまり、本来トレーニング方法も違うのだ。
だから、二刀流で成功するのは、レベルが上がれば上がるほど難しくなる。
打者大谷は、しっかりメジャーに適合しているが、
打者仕様の身体になってしまっているとすると、ピッチングに影響が出るかもしれない。

大谷はまだまだ若く、挑戦は続いていく。
15勝30ホームランといった、夢のような数字も不可能ではないかもしれない。
できるできないにかかわらず、それを想像するだけで楽しい。
大谷が、先輩たちの忠告を素直に聞いていたら、こんな素敵なことは起こらなかった。

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