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期待と不安を胸に待つ オザケンのニュー・アルバム [ヨモヤ]

1995年ごろ、オザケンこと小沢健二くんの人気は、そりゃもうすごかった。
(もう50歳とかになるが、ここでは「くん」で通させていただく。それの方が、小沢くんらしいので)
リアル王子様、
という感じで、女子のハートをわしづかみにしていたものだ。

私は、小沢くんが組んでいたユニット、フリッパーズ・ギターが大好きだった。
彼らは3枚しかアルバムを残さなかったけれど、どれもよく聴いた。
中でも2枚目の「CAMERA TALK」は、
今でも
「無人島に持っていくとしたらこれかな」
と思うほどの、特別な一枚である。
フリッパーズの解散後、
相方の小山田圭吾くんが「THE FIRST QUESTION AWARD」というアルバムを出し、
フリッパーズは小山田くんだったんだなと思ったが、
ブレイクしたのは小沢くんの方だった。

ソロ第1作「犬は吠えるがキャラバンは進む」もそこそこ売れたが、
第2作の「LIFE」ではねた。
素敵な曲の詰め合わせで、なんど聴いても飽きない。

そのまま、国民的なスーパースターになっていくのかと思いきや、
その後、なんだか遠くに行ってしまった。
寂しかったが、小沢くんらしくも思えた。

そんな小沢くんが、17年ぶりに歌入りのアルバムを発表するという。
タイトルは、『So kakkoii 宇宙』。
なんだか不安が募るタイトルだが、小沢くんが帰ってきてくれたのならうれしい。

いつか、フリッパーズが再結成されないかな、などと夢見たりする。
そんなわけないし、
そんなことはない方がいいのかもしれないけれど、
また二人が照れ笑いを浮かべながら一緒のステージに立ったりしたら素敵だな、
などと思い描いたりする。
冗談でもいいから、そんなシーンがあったらいいな、と思う。
ない方がいいとも思うけど。(以下、繰り返し)
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