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優勝争いって素晴らしい  ~ 残り25試合でオリックスが2位 ~ [ヨモヤ]

ファンはありがたいもので、どんな試合でも応援してくれる。
西武 対 楽天の試合をテレビで見ていたら、
西武のファンはピンチの場面では投手に拍手を送り、
チャンスの場面では懸命にメガホンを叩いていた。
西武ライオンズは現在5位。
優勝はおろか、クライマックスシリーズ進出もほぼ絶望的な位置にいる。
それでもこの応援である。
頭が下がる。

しかし、優勝争いをしているチームに対する声援は、その熱がまるで違うものになる。
オリックス対日本ハムの試合を見ていたら、
オリックスファンの願いが画面越しに伝わってきた。

オリックスの近年の成績は、
2015年 5位
2016年 6位
2017年 4位
2018年 4位
2019年 6位
2020年 6位
と一度もAクラス入りしていない。
だから久しぶりの優勝争いということになる。
だからなおさら熱がこもる。

22日の日本ハム戦は、0-3で負けていた試合を、
7回の1イニングでひっくり返した。
相手投手が伊藤だったからなおさら価値が高い。
優勝を争っているチームらしい集中力だった。

逆転した次の回、8回のマウンドにセットアッパーのヒギンスが上がった。
最初の打者にボール、ボールという入りになった瞬間、
球場内を自然発生的な拍手が包んだ。
「頑張れ」
という願いがこもった拍手だった。
優勝争いをしているチームならではの光景に、
なんだかジンと来てしまった。

オリックスがずっと負けっぱなしだった間、
それでもファンは応援し続けてくれた。
とうとうやってきた優勝争いを、心から楽しんでいるようだった。
去年までなら、この時期、選手もファンも目標を失っていた。

プロ野球チームは、勝てばいいというものではない。
しかし、ずっと負けっぱなしではファンの気持ちも折れる。
心から応援できる終盤戦を届けるのが義務というものだろう。
優勝争いの素晴らしさを知ったオリックスの面々は、
来年以降もこういう雰囲気で試合をしたいと願うだろう。
そうしてチームは強くなっていくのだと思う。

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