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6人中3人の監督が替わる? 来年のパ・リーグ [ヨモヤ]

ペナントレースもいよいよ大詰め。
パ・リーグの首位はオリックス。
2.5ゲーム差の2位にロッテ。
さらに2ゲーム差の3位に楽天。
過去7年間で6回日本一になっているソフトバンクは、楽天から5.5ゲーム離された4位。
さらに4ゲーム差の5位に西武、
0.5ゲーム差の最下位に日本ハム、
という順位である。

シーズン開幕前の予想では、
優勝候補は王者ソフトバンク、
対抗にマー君と早川を加えた楽天。
この2チームに西武とロッテがどう立ち向かうか、という感じだった。
予想どおりになっているのは、日本ハムの苦戦くらいである。

残り試合はまだあるが、ここに来て、ソフトバンク、西武、日本ハムの監督交代が報道されている。
Bクラスに甘んじている3チームであり、勝負の厳しさを感じる。
3人とも名を成した監督だけに、余計である。

ソフトバンクの工藤監督は、指揮をとった過去6年間のシーズンで5度の日本一に輝くという、
歴史的な戦歴を残しておられる。
特に、短期決戦の強さはすさまじかった。
一方、毎年怪我人が続出しており、育成法・起用法には異論もあるだろう。

西武の辻監督は、指揮をとった過去4年間のシーズンで2度のリーズ制覇、すべてAクラス。
ソフトバンク絶対の時代にあって、見事な戦いを見せた。
豪快に打ち勝つ野球を展開したが、去年・今年は主力が不調だった。

日本ハムの栗山監督は、指揮をとった過去9年間のシーズンで、2度リーグ制覇し、日本一にも1度輝いている。
また、大谷の二刀流を育て上げたことでも名高い。
しかし、この3年間は下位に低迷した。

どんな名監督も、長くやっているうちにひずみが出る。
勝ち続けたままで辞めるというのもなかなか難しいから、
最後は厳しい引き際になる。

プロ野球の監督という職は、
組織の中で成果を残さなければならない、ということ以上に、
ファンの期待を一身に背負う存在であり、
日本中の視線が集まるリーダーでもあるだけに、
気の休まる暇がないだろう。

まだ、この3監督がおやめになることが公式に発表されたわけではない。
ペナントレース中であり、目の前の試合に全力投球されることだろう。
それはわかりつつ、お三方に「お疲れさまでした」と言いたくなる気持ちが抑えられない。
いい夢を見させていただきました。

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