SSブログ

過去2番目に低いバイデン大統領の支持率 ~ 過去最悪は復活を狙うあの方 ~ [ヨモヤ]

バイデン米大統領の支持率が低迷している。
ワシントン・ポストとABCの共同世論調査によると、
バイデン大統領の支持率は41%。
安倍政権や菅政権の末期は30%台だったから、それに比べるとましなように思えるが、
国民の直接選挙によって選ばれるアメリカ大統領の支持率は日本の首相より高くなるのが普通で、
就任後最初の11月時点で41%というのは、戦後の大統領のなかで2番目に悪いのだという。

バイデン大統領の支持率は、今年の夏ごろから下がり始めており、
当時の大きな理由は米軍のアフガニスタン撤退に伴う混乱だった。
現在の不人気の理由は、
コロナ禍が収まっていないこと、
ガソリンをはじめ、物価上昇が国民生活を苦しめていること、
が挙げられている。

バイデン大統領が歴代2番目に悪いとしたら、歴代最悪は誰か。
多くの人の予想どおり、それはトランプ前大統領である。
そしてトランプ前大統領は、3年後の大統領選挙に再び出馬する動きをすでに起こされている。

バイデン大統領が2期目を狙って立候補され、
トランプ前大統領も復活を狙って立候補され、
二人ともそれぞれの政党内で選ばれた場合、
過去最低の支持率の前大統領と、
過去2番目に悪い支持率の現大統領が戦うことになる。
これはアメリカの方々にとって、歓迎できないシナリオだろう。

もちろん、バイデン大統領の支持率がこれから上向く可能性もなくはない。
しかし、前任の方と比べて失言や暴言があるわけではなく、
大失策をされているわけでもないなかでのこの数字は、
大統領自身の魅力のなさを示しているのかもしれない。

トランプ前大統領が共和党代表の候補にならない可能性もなくはない。
しかし、共和党内で対抗馬の姿がまるで見えてこないのが現状である。

となると、少なくとも現段階では両者の再選となる公算が高い。
経済やスポーツの世界では次々と新しいスターが生まれてくるアメリカだが、
政治の世界では新陳代謝が進まない。
政治に魅力がないのは、日本だけではなさそうだ。

nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:仕事

nice! 2

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。