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盛岡の皆さん、おめでとうございます [お役所内案内士]

アメリカのニューヨーク・タイムズ紙が「2023年に行くべき世界の52カ所」を発表した。
そこで、ロンドンに続き2番目に紹介されたのが、
岩手県の盛岡市である。
日本の52カ所、ではない。
世界の52カ所、である。
この記事を読んで、早速盛岡を訪れている外国人観光客もおられるようだ。

盛岡が選ばれた理由としては、
・東京から新幹線で数時間で行ける
・大正時代に建てられた和洋折衷の建築や現代的なホテルのほか、伝統的な旅館がある
・城跡が公園になっているなど、歩いて楽しめる街である
・川が流れ、自然に満ちている
・車で1時間ほど走ると素晴らしい温泉がいくつもある
などが挙げられている。
「東京から新幹線で数時間」と言い出したら、
日本中の多くの都市が当てはまると思うが、まあそれはそれとして。

なんでも盛岡は、古い街並みを残すためにコツコツ取り組んできたのだそうだ。
コロナ前、国中がインバウンドで沸いているときも、
正直なところ盛岡がそれほど盛り上がっている感はなかったが、
目先のことにとらわれず地道に取り組んできたということなのだろうか。
地盤が強いことから、東日本大震災に見舞われても建物の倒壊はほとんどなく、
江戸、大正、明治と様々な時代の建物が点在しているのだそうだ。

盛岡を選んだ記者が、
「隠れた宝石のような街」
と表現したそうだが、
これほどうれしい誉め言葉もなかなかないだろう。

オーバーツーリズムになってしまうとせっかくの宝石が曇ってしまうかもしれないが、
世界中からちょうどいいくらいのお客さんが来られたら盛岡も大歓迎だろう。(それが難しいのだが)
盛岡の皆さん、まずはおめでとうございます。

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