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映画評 「妖獣奇譚 ニンジャ VS シャーク」 [映画評]

この映画、予告編が面白かった。
何故か英語のナレーションで、
印象的な場面とともに、
忍者
腐敗
殺人
ゾンビ
禁断の愛
といったフレーズが挟まれる。

最初見たとき、香港かどこかの映画かと思った。
日本映画もこんなハチャメチャな作品を作ればいいのに、と。
しかし、あれ、日本映画だ。

そんなこんなで期待して観に行ったのだが、ふむ。
B級と呼ばれる類の映画だとわかっていたのだが、その世界観にちっとも没入できない。
滅茶苦茶な設定、滅茶苦茶な展開。
それでも面白い作品は面白いのだと思うが、本作にはさっぱり入り込めず。
ビデオで借りてきて、
ポテチでも食べながら仲間とワイワイ観る、
という状況なら、ツッコミながら笑いながら観られるのだろうけれど、
劇場で観ると、何を見せられているのやら感にさいなまれる。

一応ストーリーはこんな感じ。
江戸時代、人里離れた村の浜辺に村人の惨殺死体が打ち上がる。
村では邪教集団「紅魔衆」の首領・鮫士郎が忍術によりサメを操り、怖がる村人から村で採れる真珠を巻き上げていた。
村長にサメ退治を頼まれた用心棒の小太郎は村人を救うために仕事を引き受けるが、この世のものとは思えない巨大なサメが現れる・・・。

ダブル主演は、「ウルトラマン Z」の平野宏周さんと「仮面ライダーゴースト」の西銘駿さん。
まあ、はい。
敵役の宮原華音さんは、動きがシャープ。
立ち技打撃格闘技興行RISEにも出場され、1ラウンドKO勝利。
女優、RISEラウンドガール、格闘家の三刀流と言われる存在になった。

「妖獣奇譚 ニンジャ VS シャーク」は、典型的なB級映画。
こういうのを楽しめるのが映画ファンなのだとしたら、私はちょっと駄目。
ハチャメチャな予告編は楽しかったのに。
A級でもB級でも、
いいものはいい、面白いものは面白い、と思うのだけれど。

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