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もし来年もやるならいろいろ変えてほしいTHE SECOND [ヨモヤ]

“結成16年以上”の漫才師を対象にした新たなお笑い賞レース『THE SECOND~漫才トーナメント~』。
その決勝戦がフジテレビ系で放送された。

優勝したギャロップの最後のネタは実に見事で、ハッピーエンドだったが、
そこに至るまでは、いやはやなんとも。

まずは放送時間。
7時から11時までの生放送。
長い。
だらだらと長い。
3時間でも長い。
素人さんの講評とか全くいらない。

勝敗を決めるのは、その素人さんの採点。
来年は、是非ともやめていただきたい。
なんらか意図があるのだと思うけれど、いい点がわからない。
是非ともやめていただきたい。

1試合目。
金属バット対マシンガンズ。
私が金属バット推しという点を割引いても、マシンガンズの勝利はとても理解できなかった。
この段階で番組に対する興味や信頼はほぼ消滅した。

2試合目。
スピードワゴン対三四郎。
スピードワゴンのネタは最高。
完璧なネタだったと思う。
ただ三四郎も十分笑いを取っていた。
私ならスピードワゴンに入れるが、まあ仕方ない。

3試合目。
ギャロップ対テンダラー。
ギャロップは徹頭徹尾禿げネタ。
笑えず。
テンダラーはアスリート的なすごさがあったが、ゲロのパートが余計だったか。
それでもテンダラーが勝ったとは思ったけれど。

4試合目。
超新塾対囲碁将棋。
超新塾さんはずっと同じ感じでやられているが、私はあまり笑えない。
囲碁将棋は今大会で唯一のM-1っぽい漫才。
囲碁将棋の勝利で、はじめて予想が的中した。

準決勝1試合目。
マシンガンズ対三四郎。
1回戦に続いて、マシンガンズでは笑えず。
ただ、三四郎さんの出来も一本目と比べるとかなり落ちた。

準決勝2試合目。
囲碁将棋対ギャロップ。
囲碁将棋の腕はすごいと思うけれど、爆発的な笑いにはつながらず。
ギャロップのネタは劇場で普段観られそうなリラックスした感じ。

決勝。
マシンガンズ対ギャロップ。
まあ、金属バットや三四郎が残るより、THE SECONDらしくはある。
マシンガンズは即興のようなネタ。
それでしゃべるのはすごいとは思うけれど、
本当に3本しっかり揃えられないのなら、ここに出て来てはいけない。
ギャロップは、マシンガンズに引きずられずしっかりとしたネタ。
決勝に一番面白いネタを持って来たのには驚かされた。

M-1でも、優勝チームが1本目より弾けて優勝するというハッピーエンドは滅多にない。
そうした意味では、ギャロップの決勝は素晴らしかった。

THE SECONDは、来年もあるのだろうか。
あるのだとしたら、今回のフォーマットにこだわらず、
是非改めるべきは改めてほしい。
腕があり、本当に面白い芸人が勝ち残る大会にしなければ意味がないと思う。

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