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元気になれる歌 ~ 思い浮かんだのは「ハレ晴レユカイ」 ~ [ヨモヤ]

土曜日の日本経済新聞には、「NIKKEIプラス1」という別刷りが添付されている。
1面は、「何でもランキング」ということで毎週なにやらなにやらのランキングが掲載されているのだが、
5月23日付は「今こそ聴きたい元気になれる歌」が紹介されていた。
上位10曲は以下のとおりである。(邦楽限定)

1 Happiness/嵐
2 負けないで/ZARD
3 マリーゴールド/あいみょん
4 ガッツだぜ!!/ウルフルズ
5 ハピネス/AI
6 Hero/安室 奈美恵
7 I LOVE…/Official 髭男dism
8 YELL/いきものがかり
9 上を向いて歩こう/坂本 九
10 紅蓮華/LiSA

さて、自分にとって元気になれる歌とはなんだろうと考えてみた。
ここに選ばれた10曲にはなさそうだ。

そもそも「元気になれる歌」とはどんな歌かと考えると、こんなパターンが浮かんだ。

A.曲に人を元気にするメッセージがある
「負けないで」パターン
B.曲の背景に元気になれる要素がある
「栄光の架橋」パターン
C.曲に力がある
「上を向いて歩こう」パターン
D.その曲が起こした現象に力づけられる
「勝手にシンドバッド」パターン
E.自身の心象風景とマッチする
これは人それぞれ

私の場合、
Aパターンだと中島みゆきさんの「ファイト!」が思い浮かぶ。
Bパターンだと故・三沢光晴さんの入場テーマ曲「スパルタンX」、
Cパターンだとゴダイゴの「銀河鉄道999」、
Dパターンだとフリッパーズギターの「恋とマシンガン」、
Eパターンだとエレファントカシマシの「今宵の月のように」、
といった曲を思い出した。
きっと明日になれば別の曲が出てくるとは思うけれど。

私の頭に「元気になれる歌」という企画で、ふと浮かんだのは、
「ハレ晴レユカイ」
という曲である。
2006年に放送されたテレビアニメ『涼宮ハルヒの憂鬱』エンディングテーマ。

私は、ハルヒには全く乗っていなかったので、アニメも見ていないし、
この曲を知るようになったのも決して早くはない。
では、なぜ元気づけられるかというと、
歌詞にも出てくるが「不可能じゃないわ」という気になるからである。

ハルヒが放送されたのは独立系UHF局での深夜枠。
視聴率ははじめから期待できないはずである。
それが口コミで広がり、
アニメは熱狂的なファンを生み、
「ハレ晴レユカイ」は世界で踊られるようになった。
本当に世界中で。
そして、今でも踊られている。
そんな風になると、誰が想像しただろう。
夢想を超えた結果が起きた。

もちろん、曲自体もいい。
改めて歌詞を読み、映像を観ると、やはり元気づけられる。

多くの人にとって辛い時期だと思う。
能天気に踊っていられない気分だとも思う。
ただ、そんな時こそ、「ハレ晴レユカイ」だとも思う。
不可能がない、と信じられる。

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