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西武20人目のFA流出も、いなくなったものは仕方がない [ヨモヤ]

オリックスが、西武から国内フリーエージェント権を行使した森友哉捕手の獲得を発表した。
西武としては、MVP・首位打者の経験を持つ正捕手を
同一リーグの優勝チームにさらわれたことになる。
これはかなりの痛手だろう。

西武からFAで流出するのはこれで20人目。
その20人は以下のとおりで、改めてすごいメンバーである。

1994年 石毛宏典、工藤公康
1996年 清原和博
2003年 松井稼頭央
2005年 豊田清
2007年 和田一浩
2010年 細川亨
2010年 土肥義弘
2011年 帆足和幸
2011年 許銘傑
2012年 中島裕之
2013年 涌井秀章、片岡治大
2015年 脇谷亮太
2016年 岸孝之
2017年 野上亮磨
2018年 浅村栄斗
2018年 炭谷銀仁朗
2019年 秋山翔吾
2022年 森友哉

今回の森を含めて、細川、炭谷と正捕手が次々抜けているのも特徴だろうか。

しかし、これだけ選手を抜かれても、
西武がチームとして極端に弱小化したかというとそんなこともない。
1995年シーズン以降の28年間でリーグ優勝を7度、Aクラス入り22度というから、
胸を張れる成績といってもいいだろう。

とは言っても、
これだけ毎年のように主力選手に出て行かれると、
ファンの心境は穏やかではいられないだろう。
球団に対して、何とかしてほしいと思うのが普通だと思う。

扇のかなめのポジションを失った埼玉西武ライオンズ。
2番手捕手が育ってきているわけでもないから、来年も厳しいペナントレースになりそうだ。
しかし、西武はある意味、流出慣れしているはずだ。
いないものはいないものとして、そこを埋め合わせてやってきた。
今回も、なんとかかんとかやりくりしてしまうのではないか。
そんな気がする。

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