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ディープインパクトのラストクラシック [ヨモヤ]

ディープインパクトという競走馬は、
なにからなにまですごい。
現役時代の競走成績は史上最強クラスだし、
種牡馬としての成績もまた史上最強クラス。
ダービー馬だけでも
ディープブリランテ、キズナ、マカヒキ、ワグネリアン、ロジャーバローズ、コントレイル、シャフリヤールと
7頭も生み出しているのだからとんでもない。
こんな馬がまたいつか現れるだろうか。

さて、その空前の名馬ディープインパクトは、2019年に惜しまれながら亡くなった。
ゆえに今年のクラシックが彼の子どもたちが走る最後の年となる。
国内で登録されたのはわずかに6頭というから、
いやがうえにも注目が集まる。

その6頭のなかの1頭ライトクオンタムがシンザン記念を制し、
重賞初制覇を果たした。
鞍上がディープの主戦であった武豊騎手であったのもスター性を感じさせる。

シンザン記念を制した牝馬となると、
ジェンティルドンナやアーモンドアイといった歴史的な名牝が挙がる。
ライトクオンタムがそこまでの存在になれるかどうかは全くの未知数だが、
ディープファンにとって夢が広がる勝利ではあった。

ほぼすべてを手にしたと言えるディープにとって唯一の心残りは、
凱旋門賞での敗戦だろう。
産駒のキズナも涙をのんだ。
コントレイルをはじめとする後継種牡馬が父の敵をとれるかどうか、
物語は続く。

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