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WBC一次ラウンドを振り返る [ヨモヤ]

日本チームのWBC一次ラウンドが終了した。
日本の突破は多くの野球ファンが予想したとおり。
予想どおりに行かないのか野球というスポーツだが、
今回は力の差がかなりはっきりしていて、
韓国以外には負けることはないだろうと多くの人が思っていたことだろう。
その韓国も下馬評はかなり低かった。

日本の力が抜けていたプールBと裏腹に、
プールAは大混戦。
台湾、キューバ、イタリア、オランダ、パナマの5球団がすべて2勝2敗というのだから、
その拮抗ぶりはすさまじい。
プールごとのレベル差を揃えるのなら、
この5カ国のうちのどこかがプールBの中国かチェコと入れ替わっているべきだっただろう。

日本と同様に、アメリカも組み合わせに恵まれている。
公平性という点ではいかがなものだろう。

それはそれとして、
日本中を熱狂させての4連勝は野球ファンとして慶賀に堪えない。
ヌートバー人気の爆発は微笑ましいし、
パで地道にやって来た近藤が大活躍しているのも嬉しい。
投手陣もダルビッシュ以外は、ほぼ自分の力を発揮したと言えるだろう。

采配では、
3点のリードを許した韓国戦で、ノーアウト一塁から送りバントを使わなかったのがよかった。
3点差とは言え、打者が9番の中村とあって、稲葉監督ならおそらくバントだったのではないか。
あそこでバントしていたらビッグイニングにはならなかったし、
であれば勝敗もわからなかったかもしれない。
あの場面で続けてフォアボールを選んだ、源田、中村の二人の打席は非常に印象的だった。

ちょっと気になったのは、同じく韓国戦で、
3点を取られて、なおもランナーが二人いる状況でダルビッシュを続投させたこと。
あきらかにアップアップの状態で、実際次の打者にも芯でとらえられた。
もし抜けていたら5点差になる場面。
ダルビッシュという名前に遠慮したのなら、この先少し心配である。

村上の不振ぶりは目を覆いたくなるほどだが、
幸か不幸か接戦となる試合がなかったので、村上が打てなくても大事には至らなかった。
しかし、ここから先はそうは行かない。
神と言われた力を見せてほしい。

勝負は時の運だから、
日本も負けるときは負ける。
ただ、それが準決勝以降であってほしい。

日本中を熱狂させている侍ジャパン。
是非これからもいい試合を見せてほしい。
日本の野球はすごい、
プロ野球も高校野球も楽しみだ、
と思えるような試合を続けてほしい。
伝説になるような瞬間を生み出してほしい。

なんとか、あと3試合見たい。

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