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中小企業診断士資格を維持するためには専門知識を補充する必要がある [診断士って]

世の中にはいろいろな資格がある。
比較的取りやすいものから、
超難関なものまで。

そして、資格の更新制度もまちまちである。
一度取ってしまえば、ずっと維持し続けられるものもあれば、
更新しないと失効してしまうものもある。

資格の更新で近年話題になったのは、
教員免許更新制であろう。
2009年4月から「教員の能力向上」を掲げて更新制度が始まったが、
教員の働き方が問題になるなか批判が高まり、
2022年7月1日をもって終了とされた。
これにより教員免許は、有効期限のない生涯有効なものとなった。

ほかにも、更新制度がない資格はたくさんある。
資格を名乗る以上、
それにふさわしい知識や技能をアップデートしていく必要があるが、
そこはそれぞれの自覚にお任せ、ということだろうか。

私が保有している中小企業診断士資格には、
かなりしっかりした更新制度がある。
5年ごとに条件をクリアしたことを届け出て、
資格をつなげていく。

更新登録の要件には、
「専門知識補充要件」と「実務要件」の2つがある。
このうちの専門知識補充の要件は、以下のとおりである。
1 理論政策更新(理論政策)研修を修了したこと。
2 論文審査に合格したこと。
3 理論政策更新(理論政策)研修講師を務め指導したこと。
さらにこれらを5年間のうち5回以上しなければならない。

私のような役所内診断士にとって更新登録の要件はなかなか大変だが、
はじめからわかっていたことではある。
また、独立して診断士業務についていない者にとっては、
こうした機会に知識を時代に合ったものにしていく必要があるのも確かだろう。
なかなか大変だけど。

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