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「だから株は怖い」と思っても「だから株は駄目だ」とはならないでください [経済を眺める楽しみ]

第3回AKB選抜総選挙で1位になった前田敦子さんの言葉、
「私のことは嫌いでも、AKBのことは嫌いにならないでください!!」
は名セリフとして有名である。
魂の叫びとも聞けた。
別にAKBのファンというわけではないが、あの頃のメンバーが一番輝いていたように思う。

世界中でただひたすらに下げ続ける株価を見て、
投資家の方々はどんな気持ちだろう。
長く投資をして来ておられる方は、
「こんな時期もある」
と割り切っておられるだろうか。
売り専門の投資家は大儲けされているかもしれない。
下げた時に買うのが好きな方は、舌なめずりをされているかもしれない。

ベテラン勢はいいとして、
これから株をやってみようかなと思っていた方、
始めたばかりだった方、
としてみたら、
「なんじゃこれ!?」
という感じかもしれない。
貯蓄から投資へ、
とか言うし、
年金だけでは老後が賄えない、
とか言うからおそるおそる株を始めてみたら、
毎日毎日どこまでも下げていく。
「もう株はいやだ」
「やっぱり株は駄目だ」
と思っておられる方も少なくないかもしれない。

確かに、株価は上げ下げする。
下がるときは、とめどもなく下げる傾向もある。
増えもしないが減りもしない貯金と比べて、不安定なことこの上ない。
しかし、「だから駄目だ」とは思いたくない。
前田さん流に言うと、
「だから株は怖い」と思っても「だから株は駄目だ」とはならないでください
ということになる。

今のようなパニック状況はいつまでも続かない。
絶対に続かない。
どこかで下げ止まって、底を固め始める。
そして、あるべき位置に戻っていく。
こうした調整はこれまでにも何度もあった。
これからもあるだろう。
良し悪しではなく、株式相場とはそういうものである。
そして、長期的には成長していくのも株式相場である。

今の株式市場を眺めていると、底も明日もどこにも見えない。
しかし、必ず底はある。
いつか、夜も明ける。
間違いない。
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