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映画評 「スタンド・バイ・ミー」 [映画評]

新所沢パルコの閉店に伴い、
新所沢レッツシネパークも閉館となる。
何十年もお世話になった映画館がなくなってしまう。

そのシネパークが、閉館前最後の1か月で、
『シネパークで楽しむ最後の映画たち』と題したさよなら興行を実施している。
ラインナップは以下のとおり。
もちろん、名作揃いである。

『あん』
『ヴイナス戦記』
『おくりびと』
『きっと、うまくいく』
『グレイテスト・ショーマン』
『この世界の片隅に』
『SRサイタマノラッパー』
『スタンド・バイ・ミー』
『トップガン』
『トップガン マーヴェリック』
『となりのトトロ』
『翔んで埼玉』
『ボヘミアン・ラプソディ』
『南極料理人』
『マトリックス』

『スタンド・バイ・ミー』は1987年の日本公開。
リアルタイムで観た記憶はなく、テレビで視聴。
一時、スティーヴン・キングに凝ったことがあり、原作は読んだ。

今さら付け加えて何か言う必要のない作品であろう。
少年時代のハチャメチャさ、
大人になる直前の不安定さ、
友の存在の大きさ・不確実さ、
などが、ポーンと置かれている。

若き日のリヴァー・フェニックスが印象的。
『24』のジャック・バウアー役で大ブレイクするはるか以前のキーファー・サザーランドが悪役で出演。
凄味がある。

なくなってしまう映画館で名画を観る。
客席には一杯のお客さん。
胸が苦しくなる。

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