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映画評 「熱のあとに」 [映画評]

大抵の映画を予備知識なしに観に行く。
面白いか面白くないか、
予想もつけずに劇場に向かう。
本作の場合、橋本愛さんと仲野太賀さんが出演していることだけを頼りに観に行った。

下調べなしのためか、外れることも多い。
それは仕方がない。
当たることだってあるんだから。

そして今作は、かなり大きめの外れだった。
上映時間は127分。
体感時間は200分を軽く超えた。
終わってほしい映画に限ってなかなか終わらない。

愛についての作品なのだろうか。
しかし、誰の愛も響かない。
共感できないのはいいとして、なんとも思えない。
後半になってそれまで絡んでいなかった人間が湧いてくるのも興醒め。

いや、どういう脚本。
どういう演出。

役者さんに罪はないとは思いつつ、
役者さんで観るか観ないかを決めている人にはあまりにも酷な作品。
主演のお二人、事前に脚本とかお読みになったのだろうか。

いやはや、長かった。

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