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今年の2位はロッテがふさわしい [ヨモヤ]

千葉ロッテマリーンズが埼玉西武ライオンズを振り切り、4年ぶり7度目のクライマックスシリーズ進出を決めた。
2位になるのは、13年ぶりだという。

今年のパ・リーグを盛り上げたのは、間違いなくロッテだった。
10月に入って急失速し、ソフトバンクに大きく水をあけられてしまったが、
一時は肉薄するところまで行った。
ロッテの頑張りがなければ、セ・リーグ同様に味気ないシーズンになってしまうところだった。

西武は、最終盤に意地を見せたが、優勝争いには全く絡めないシーズンだった。
過去2年、猛威を振るった打線が、今年は湿りっぱなし。
もちろん秋山が抜けたのは痛かったが、それでも外崎、山川、森といった主軸は健在で、中村、源田、栗山といったところが力を発揮すれば、今年も打つ方はなんとかなるかと思われた。
しかし、外崎も山川も森も、加えて中村も、火がつかないうちにシーズンが深まってしまった。
そういう年だったようだ。

さて、11月14日から、福岡PayPayドームでクライマックスシリーズが行われる。
優勝チームであるソフトバンクに1勝のアドバンテージが与えられ、4試合で先に3勝した方が日本シリーズ進出となる。

これは誰がどう見てもソフトバンクが有利である。
1勝のアドバンテージ、
全試合ホームゲーム、
という条件だけでなく、戦力が違い過ぎる。
投手陣も攻撃陣も、ちょっとレベルが違う感じである。

この2チーム、もらっている給料も全然違う。
12球団で最も年俸を払っているのがソフトバンクであり、
最も払っていないのがロッテである。

しかし、だからこそやりにくい面がソフトバンクにはあるかもしれない。
過去2年間のソフトバンクは、2位からクライマックスシリーズを突破して日本一になった。
今年は、優勝して2位のチームを待つ形になった。
受けに回ったときに、慌てる場面がないとは言えない。

ロッテと言えば下克上。
熱いクライマックスシリーズになることを期待したい。

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