SSブログ

レッドソックスの吉田もカブスの鈴木もここからが勝負 [ヨモヤ]

メジャー1年目のレッドソックスの吉田が、
ここに来てメキメキ成績を上げている。
現地時間5月4日のブルージェイズ戦でも5打数3安打3打点1本塁打と活躍、
連続試合安打は14に伸びた。
打率は.317まで上昇し、今やレッドソックスの主軸である。

一方、メジャー2年目のカブスの鈴木は一進一退。
怪我で出遅れたあと、打ったり打たなかったり。
打率の.274は可もなし不可もなしだが、
ホームラン1、打点8は今一つと言わざるを得ない。

ここまで順調な吉田だが、
振り返ってみれば去年の鈴木も4月は好調で、
月間最優秀新人に選ばれていた。
しかしシーズンを通しての成績は、
打率.262 ホームラン14本 打点46
に留まった。
だから吉田も、5月の頭までよかったからこれからもうまくいくとは限らない。
メジャーは試合数も多いし、移動もしんどい。
チーム数が多いから、対戦する投手もいつも違う。
こうした中でフルシーズン働けるかどうか、真価が問われるのはこれからである。

鈴木にとっても、今年は大切な年になる。
鈴木は吉田よりも1歳若い28歳。
油が乗り切った時期にNPB現役最強クラスの選手として海を渡ったのだから、
今の成績で満足しているはずはない。
タイトル争いをするくらいの気持ちであると思う。
WBCに参加できなかった分も、シーズンで爆発してほしい。

日本のピッチャーがメジャーで通用するのは今や常識である。
WBCでも投手の質の高さが称賛された。
しかし、野手には失敗例が累々と積み重なってしまった。

いい選手がメジャーにどんどん流出するのは寂しいが、
メジャーに行った以上、しっかり活躍してもらいたい。
鈴木と吉田には野手が苦労する流れを断ち切る働きを期待したい。
世界ランク1位、野球大国日本の力を見せてほしい。

nice!(3)  コメント(0) 
共通テーマ:仕事