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映画評 「宇宙人のあいつ」 [映画評]

中村倫也さん主演のコメディ。
荒唐無稽な設定のなかに、
ハートウォーミング的な要素も交えている。

展開はありがちだし、
オチもわかりやすい。
構えずに、ほんわか観に行く作品であろう。

焼肉屋を営む4兄弟を演じるのは、
長男・夢二役にバナナマンの日村勇紀さん、
次男・日出男役に中村倫也さん、
長女・想乃役に伊藤沙莉さん、
三男・詩文役に柄本時生さん。
ストーリー云々より、この4人の演技を楽しむ映画と言えそう。

中村さん演じる日出男は土星人。
23年間地球人に成りすましていたが、
帰る日が近づいてきている。
そこで、あれやこれやが起きる。
というお話。
この設定で、このメンバーなら、
もうちょっとなんとか。
もうちょっと笑えるとか、
もうちょっと泣けるとか。
どちらにも振り切れず。

監督の飯塚健さんは、前作の「野球部に花束を」もコメディだった。
設定はいいのに、今一つ活かしきれていない感がある。

高知の風景が美しいので、
そこは見どころ。

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