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5年後、10年後の菅内閣の評価はどうだろう [ヨモヤ]

菅首相が、自身の任期満了に伴う自民党総裁選への不出馬を表明された。
これはそのまま、菅内閣の終了を意味することになる。

8月17日付で、
「菅内閣を歴史はどう審判するか」
と題したブログを書いた。
https://matoko.blog.ss-blog.jp/2021-08-17
もちろん、そのときには菅内閣がそんなに早く終焉を迎えることは想定していなかった。

お辞めになる、との報を受け、
「当然だ」
「むしろ遅すぎる」
との意見がある一方、ここまでの仕事ぶりを評価する人もおられる。

例えば、堀江貴文さんは、
「個人的には評価しておりまして、ワクチンを優先的に確保できたのは、素晴らしい政治的な成果だと思います。
後期高齢者の医療費を1割から2割に上げたりとか、携帯電話の料金を下げたりとか、公約はほとんど実行できている。
歴代首相の中では非常に優れた首相だったと思っております」
と話されている。

堀江さんが挙げられたこと以外でも、
・オリンピック・パラリンピックの開催
・2050年までに温室効果ガスの排出量を実質ゼロとすることを宣言
など、かなり大きな出来事として振り返られるであろう実績もある。

一方、発信力には常に疑問符が付けられていたし、
息子さんに絡んだ接待問題は印象を非常に悪くした。

コロナの感染拡大を抑えられていないのは日本だけではない。
ほかにやりようが全くなかったわけではないだろうから、
政権の責任が小さくないことは言うまでもないが、
他国の状況を見ても、誰がやっても厳しかったことは間違いない。

わずか1年で終わった菅内閣。
しかし、その1年の間に、本当にいろいろなことがあった。
5年後、10年後、どんな風に振り返られるのだろう。
歴史はどう評価するのだろう。

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