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ホームラン王とか、小さい、小さい [ヨモヤ]

ブルージェイズのブラディミール・ゲレーロJr.が45号ホームランを放ち、
44本で並んでいたエンゼルスの大谷を抜き、ホームラン王争いで単独トップに立った。
このニュースは大きく取り上げられたので、
多くの日本人が改めてゲレーロJr.の名前を脳裏に刻んだことと思う。

ホームラン王というと、なんだか特別な感がある。
しかもメジャーでのホームラン王となると。
日本人選手としては、
首位打者はすでにイチローが獲っているが(MVPも)、
ホームラン王はまだ誰も獲っていない。
だから、大谷のホームラン王獲得なるかに話題が集まるのもわかる。

しかし、あえて言うと、
ホームラン王は、
今年の大谷のやっていることと比べると小さい、小さい。
ホームラン王は、毎年両リーグに生まれる。
つまり、少なくとも毎年2人はホームラン王になる。
ほぼ日常的に生まれる存在である。

一方、大谷が挑戦している二桁勝利かつ二桁ホームランとなると、
1918年のベーブ・ルース以来となる。
実に、103年ぶり。
ちなみにその年のベーブ・ルースの成績は13勝&11本塁打。

さらに大谷はここまで23個の盗塁をしているが、
40本塁打20盗塁を達成したのは過去20人だけ。
こちらだけでも、ホームラン王よりはるかに希少性がある。

もちろん、大谷にホームラン王になってほしい。
こんなチャンスがそうそうあるとも思えない。
しかし、
ホームラン王とか、小さい、小さい。
大谷のやっていることは、そういうレベルではない。
MVPを獲れるかどうか?
いや、議論の余地はとうにないだろう。

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