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頑張れ!男の子  ~ 子供世代で男子が40万人も多い時代 ~ [ヨモヤ]

例年、5月5日の子供の日に合わせて、総務省が14歳以下の子供の人口推計を発表する。
今年の推計によれば、
・子供の数は、前年比17万人減の1,553万人
・減少は37年連続
・子供が総人口に占める割合は、前年比ポイント0.1ポイン減の12.3%と44年連続の低下
・比較可能なデータがある昭和25年以降、人数、割合とも過去最低を更新
とのことだった。
子供が減ることには、今さら意外性も、驚きもない。
来年も、また減るだろう。

というわけで、総数の減に驚きはなかったが、今まで見過ごしていたのは男女の内訳。
子供の数1,553万人中、
男子が795万人、女子が758万人
だというのである。
性別は半々であるのが自然の摂理のはずなのに、この差は大きい。
同年代が一対一でカップルになっていくと想定すると、男子が40万人も余ってしまう計算である。
これはムゴイ。

日本の総人口は、4月の概算値で1億2,653万人。
うち男性 6,156万人、女性が 6,497万人。
つまり、340万人も女性の方が多い。
女性の方が長生きするから、総人口では逆転する。

年齢別に見ると、0歳~54歳までは、どの年齢区分でも男性の方が多い。
逆に55歳以上となると女性の数が圧倒的に多くなる。

この状況から、男の子はますます大変になるだろうと推察する。
男の子たちは、女の子を獲得するうえでも、やりたい仕事に就くうえでも、厳しい競争になると覚悟した方がいい。
だって、男の数が余ってるんだから。
女の子75人に男が80人いるんだから。
人手不足が深刻化していて、仕事の総数は人数に対して十分に供給されるだろうけれど、やりたい仕事はいつの世でも過当競争になる。

なんとかなる、ではなんともならない時代になっている。
しかし、泣き言を言っても始まらない。
頑張れ!男の子。
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