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勝間さんのカミングアウトで思うこと [ヨモヤ]

経済評論家の勝間和代さんが、ご自身のブログで、女性のパートナーと交際していることを明らかにされた。
お相手の増原裕子さんは、元タカラジェンヌの東小雪さんと、渋谷区の同性パートナー証明書の取得第1号になられた方。(その後、パートナー関係は解消されている)
LGBTについて積極的に発信されていて、アクティビストとして知られている。

勝間さんと言えば、一時期「カツマー」と呼ばれる信奉者を大量に生み出すほどの人気を誇っていた。
仕事バリバリ、
恋もバリバリ、
というイメージで、
「結局、女はキレイが勝ち」
というタイトルの本さえ出版されている。
2回の離婚を経験されていて、どちらかというと肉食系のイメージがあったのではないだろうか。
ちなみに、3女の母でもある。

勝間さんは
「同性を好きになることはずっと悩んでいたことですし、また、お付き合いが始まってからも、人にそのことを言えないことを悩んでいましたが、その2つの事実を公開することで、私も楽になるし、周りにも同じような悩みの人のヒントになる可能性があると思ったからです」
とブログに書かれ、カミングアウトを決断した理由を明らかにされている。

これまで、タブーなどなく、全力で駆け抜けてこられたように見える勝間さんだが、今回のカミングアウトは、
「人生で最大の勇気が必要でした」
とのことであり、揺れ動く気持ちがあったようだ。

さて、この記事に接して、世の中の方は、どう感じられただろう。
意外、驚き、疑問、不思議、困惑などなど、人それぞれだろう。
私はというと、なんというか、特別な感慨は湧いてこなかった。
「へえ」くらいな感じ。
勝間さんとしては、かなり思い切った決断をされたようだが、別に彼女に対する見方が変わることもなかった。
これが、身近な人なら、もっと感情的な揺さぶりはあるのだと思うけれど。

これから先、いろいろな人がカミングアウトされるのではないかと思う。
勝間さんのように縁遠い方なら「へえ」で済むが、親しい人の場合、どう接したらいいのか迷うだろう。
「自然に、自然に」
などと言い聞かせたら、さらにギクシャクしそうである。
だからこそ、ある程度シミュレーションしておきたい。
カミングアウトされた方の勇気に応えるためにも。
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