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日経平均30,000円まであと1.5% [経済を眺める楽しみ]

2月10日の日経平均株価は4営業日続伸。
29,562円の高値引けとなった。

10年前、株価は10,000円を割り込み、
30,000円どころか、20,000円もかすんで見えなかった。

アベノミクスにより株価は上昇に転じたが、
20,000円あたりが、居心地がいいように思えた。
それ以上の上昇は、日本経済には分不相応に感じられた。

去年の2月から3月にかけて、新型コロナウイルスの影響で株価が急落した時には、
また長いトンネルに入ったかと思った。

それが今や、30,000円は目の前である。

10日の終値は29,562円だから、あとわずか1.5%上昇すれば30,000円に到達する。
もういつ超えてもおかしくない状況と言っていいだろう。

経済の実態と比較して株価は上がり過ぎている、
との声も多いが、
このところの決算発表を見ると、企業業績も株価に追いついてきている感がある。
もちろん、それにしても高過ぎる感はあるが、
いつまでも疑っているばかりではチャンスはつかめない。

日経平均の30,000円という数字に特別な意味があるわけではなく、
ひとつの心理的な節目に過ぎないが、よくぞここまで、という感覚にはなる。

日経平均が30,000円を超えたらどうなるだろう。
もちろん、どうにもならないだろう。
超えたとしても、その翌日には大きく下がることもある。
それにしても、よく戻した。
ちょっと華やいだ気分になっても、悪くない。
みんなで、素直に喜ぶというのも、全然悪くない。

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