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M-1 とにかくいい大会に [ヨモヤ]

M-1決勝の舞台に上がれるのは、
数千組のエントリーの中からわずか10組。
だから、ここに残れるだけですごいことである。

今さらながら、この決勝に9回連続で進出した「笑い飯」は、
とてつもない漫才ポテンシャルを持った存在だったことがわかる。
そして、
3回連続準優勝だった「和牛」もとんでもなかった。

「和牛」が最後のチャレンジであることを公言して臨んだ年は、
ひたすら彼らの優勝を祈った。
皆が面白い漫才をすることを願ったが、
「和牛」が優勝することを優先して祈った。
しかし、その祈りは届かなかった。

今年のM-1では、
おそらく多くのお笑いファンと同じく、
「金属バット」の決勝進出を祈った。
しかし、その祈りも届かなかった。

敗者復活組を含め決勝の舞台に上がる今年の10組に、
個人的な思い入れがそこまで深いコンビはいない。
「キュウ」の得も言われぬ不思議な言葉遊びが好きだが、きっと優勝はないかな。
「真空ジェシカ」の笑いが好きで、下馬評も高いようで、優勝してくれたら嬉しいが、
より面白いコンビがいれば、それはそれで仕方がない。

今年は、ただ、いい大会であることを祈る。
決勝に残れなかったコンビの分も、
どうしてもお笑いを続けることができなかった者たちの分も、
あれもこれもそれもどれもひっくるめて、
思い切り笑わせてほしい。

YouTubeにM-1のプロモーションが公開されている。
燃えて、泣ける。
何度見ても、震える。
いよいよだという気持ちが募る。
https://www.youtube.com/watch?v=mz9DaOxoCRA

賞レースでハッピーエンドはなかなかないが、
そんな素敵な夜が来ることを祈っている。
この祈りは届くだろうか。

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